身体活動量と障害による影響
身体活動は、安静状態を上回るレベルの骨格筋の収縮で生じる動作であり歩行運動のみでなく家事などの動きも含めた概念で、そのエネルギー消費の程度を表す指標が身体活動量である。

エネルギー消費は基礎代謝量BMRが6割、食事誘発生体熱量が1割残り3割が活動に伴うもので、活動は強度の高い運動によるものとそれ以外の非運動性体熱産生が2から3割で構成される。

立位活動量の欠如は生態学的に見て骨密度や筋肉量の減少、免疫力や代謝の低下をもたらす。
一般的に成人の日々の身体活動量の低下は、代謝調整の不調をきたし、結構胴体や血管構造が変化し、当て労務生成に促進的に作用する遺伝子発現の変化にまで影響汚すとされる。
その結果死亡率が増えて寿命が縮まり、循環器系及び代謝系疾患の罹患リスクが10%高まり、脳卒中発症リスクも25から30%高まる。

反対に運動実施を習慣ができると、循環器系疾患や肥満 、耐糖能異常を防ぎ、代謝、骨強度、筋肉量、動脈伸縮性の改善に好影響を与え、自立した在宅生活や社会参加の促進につながるとされる。では運動を取り入れて1日の身体活動の送料がある程度増やすれば良いかと言う事でもなく、運動以外の時間を寝たり座ったりして長く過ごすと代謝調節に悪影響をもたらす。
脳卒中後の身体動かさずに安静にしたり、座って過ごすことが増えるので二次的な問題が生じやすい。
脳卒中後のエネルギー消費についてNEATを含めて理解し、適切な身体活動を保つように指導教育することが意義のある介入方策である。

脳卒中後の身体活動量
脳卒中後遺症の軽度の患者でも発症後7秒日では、23時間は寝たり座ったりして過ごすとされ、発症3ヶ月後ではそれは減るが、わずか30分であって22.5時間は軽微な活動レベルで過ごす。
発症後六花月経った時点での身体活動量は性、年齢と体格同じ健常な人対照群と比べて、大時間は23%長く、3メッツ未満の活動時間は同じ程度であったが、6つ以上の活動時間は33%短く、1日あたりの歩数は32%少ないと言う結果であった。

慢性脳卒中患者では加速度計法で測定した1日の総エネルギー消費量は2,093キロカロリーであった。国内の山間地域で散歩習慣のある慢性脳卒中患者を計測した結果では1,640キロカロリーであった。生活時間調査法では慢性期脳卒中患者15名を対象に推計すると1,657キロカロリーであった。


1日あたりの歩数
1日あたりの歩数は身体活動量の大木の見やすとなり、歩行可能な対象者では指標としてわかりやすい。

脳血管疾患の慢性期患者を対象としたアメリカの研究では、1日あたりの歩数は平均2,837歩3,035歩とされ、座って過ごす65歳から70歳未満の活動量の半分程度と言う実態が明らかにされている。

国内の山間地域で散歩習慣なる万盛記患者の1日あたりの平均歩数は3,158歩であり国内外の先行研究で示される高齢者の平均歩数の下限値の106先方と比べ統計的に有意に少なかった。

脳卒中ガイドラインではどうなっているか??

脳卒中クリニカルパスでは脳卒中患者の体力低下に対するアプローチに、維持期は運動を継続、活動性の維持を教育するとされるが、方法の具体例は示されていない。アメリカ心臓病協会が発表している脳梗塞の再発予防ガイドラインには、危険因子として身体活動が位置づけられ、少なくとも週3から4日の1回30分から60分の運動が進められており、適度な運動は早歩き、ジョギング、サイクリングなどとされる。