昨日、千葉県立安房拓心高等学校の視察をさせていただきました。

安房拓心高校も勝浦若潮高校同様総合学科の高校です。


文理系列・園芸系列・畜産系列・土木系列・調理系列に分かれております。


1年次にガイダンス科目(産業社会と人間)+自由選択(農業科学基礎・測量・フードサービス)を生徒が自由に選択し、2年次・3年次に進む方向を見つけ出すというものです。



磯野典正サポータークラブのブログ

中でも、調理系列では、卒業時に調理師の資格を取得できるくらいの学習をされているそうです。

就職・進学率は非常に高い環境で生徒達は勉強に励んでいました。



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上の写真は牛乳を作るスペースです。



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上の写真は水耕栽培で作っていたレタスです。

作った野菜や花などを安く地域の方々に販売されているようです。


今現在の生徒数は458名。 定員を出来るだけ減らさないように色々な外部での活動をされています。


例えば、独居老人に花を配ったり、交通安全運動での花や大根の配布、廃道を復活させてハイキングコースを作る測量、小学校の授業へ参加、地元大学との連携による講義への参加・・・・などなど


毎月色々な工夫をし、地域密着型の高校を運営していることの感心しました。


何といっても私は、校長先生の自信あふれる「我が校」の説明は感動的でした。


勝浦若潮高校が、統廃合を避けることが出来た暁には、こうした地域と学校の距離を縮める活動を今以上に進める必要があります。

勝浦若潮高校の存続があっての話ではありますが、教育はやはり、地域と密着して行かなければならないと痛感致しました。