95号(毎月一回)、2026年(令和08)8月作成、五十野惇(87歳)

 

(俳句)米寿まで後(あと)数日(すうじつ)や開(ひら)く夏

(俳句)白球を負ける試合も夏盛り

西東京代表の八王子実践は9日、鳴門渦潮(徳島)に1-2で惜敗。

「いい顔」「27個のアウトを全員が・・・」などなどの選手宣誓に感動。

(俳句)初めての台風乱入故郷に

台風15号が通常と違って東から西へ日本を逆走。故郷/茨城を直撃。統計開始以来とのこと。

(俳句)取り敢(あ)えず消費税一(いち)ボケる夏

 

過去に作成した俳句

 

(俳句) 忘れ得ぬ負(ふ)の記念日や原爆忌

(俳句) 語り部は七歳(ななつ)の少女87の夏

(俳句) 般若経いますがごとく盆供養

(俳句) 蒸し暑さ命奪うか40.03度C

(俳句) 打ちまくる大谷花火絶景かな

(俳句) オリンピック見せる奮闘汗光る

(俳句) 夏バテを超えてうれしいプール行き

(俳句) 咳き込んでコロナ懸念や夏病(やまい)

(俳句) 夢枕ユーフォと泳ぐ天の川

(俳句) 夕映えの入道雲にゲン担(かつ)ぐ

(俳句) わけもなく祖母の百忌覚(さ)める夏

 

句評/川田隆夫さん(元教師)からいただきました。

 

五十野くん

8月の俳句楽しく読ませていただきました。1句づつ感想を書いてみます。

1句目・・・米寿は重い言葉だと思います。よくここまで命を永らえてきました。

      まず丈夫に産んで育ててくれた親に感謝、ついでそれなりに頑張ってきた

      自分にも「よくやったね」と一言。

2句目・・・八王子実践高校キャプテンの選手宣誓は感動でした。スポーツのよさ、

      高校生のひたむきな姿、すべてがまぶしく映りました。彼らの未来に栄えあれ!

3句目・・・初めて茨城県に台風が上陸、千葉県に多大な被害が発生、驚くことばかりです。

      ヨーロッパでは少雨と乾燥でドナウ川も干上がった様子、この先どんな気象に

見舞われるのか、ただ祈るばかりです。

4句目・・・消費税が1%になることを喜んでいいのか、それともさらなる円安から物価高騰

      をまねくのか、年金生活者はおびえるばかり…です。

 

過去の俳句はどれも洗練された秀句ばかりです。 無理して特に気にいった句、気になった句を

選んでみました。どれも深いなと思いながら…。

   忘れ得ぬ負の記念日や原爆忌

   語り部は七歳の少女87の夏

   般若経いますがごとく盆供養

   夢枕ユーフォと泳ぐ天の川

   わけもなく祖母の百忌覚める夏

 

川田隆夫