映像制作やタレントマネージメントを行っていると、

肖像権や著作権といった権利関係と関わることが多い。

コンテンツそのものやタレントの肖像権や版権などは、

守られて当然であると思うけれども、

事務所によってその対応は様々である。



ネット内でも徹底して削除を行ったりする厳しい事務所もあれば、

あまり躍起にならず野放し状態ではないかと思えるくらい緩い事務所もある。

逆にネット配信に積極的に参入している某大手事務所もある。



個人的には、

例えば、皆に見てもらおうと思って某タレントの動画を投稿したファンの方を

ファンの方に支えられているタレントや事務所が

一方的に悪者扱いするのは疑問に思う。


ネット内でコアなファンの方を中心に盛り上がって

ビジネスチャンスを得ることもあると思うし、

そういったパワーをうまく取り込んでいけばタレントサイドにとっても

プラスなることは間違いない。



事務所によっていろんなスタンスがあると思うが、

徹底的に権利を守ることにとらわれすぎると、

ネットでの商売の可能性をなくすだけでデメリットのほうが大きいと思うし、

もっと言えばタレントやコンテンツの力を信じているからこそ、

あえてネットビジネスにも積極的に参入するのだと思う。







最近よく耳にする「品格」について・・・


亀田兄弟から、先日引退した横綱、

最近ではバンクーバーオリンピック日本代表選手まで

なにかにつけて「品格」が話題になっている



スポーツは見るのもやるのも好きで、家に帰るとまずテレビをつけて

どこかの局でスポーツニュースをやってないかチェックするほど・・・



スポーツ選手にとっての品格ってどういうものなのか考えてみた

簡単な言葉になってしまうけど、「相手に対する敬意」につきると思う



対戦相手への敬意だけではなく、

特にファンやマスコミ、そのスポーツを支えるスポンサーなど、

その選手を取りまくすべてのことへの「敬意」が重要だと思う



自分のやっているスポーツをとことん極めるだけでなく、

そのスポーツを取りまく団体や環境をしっかり理解しておかないから、

マスコミの前で、配慮に欠けるKY的な発言や態度をとるのだろう



スポーツに限らず、ビジネスにおける「品格」を考えてみると・・・


担当している仕事の状況や方向性などを理解して

推し進めていくことは当然だけど、その仕事を取りまく関係者や

自分が属している会社の現在の状況や立場なども理解して

推し進めることがビジネスの「品格」になるのだろう



どこの世界でも、「品格」がなければは誰も賛同や称賛をしないし、

いい仕事、いい結果につながらないと思う


先日、ガソリンを入れるためセルフスタンドに立ち寄った時のこと


ガソリンを入れながら、車がけっこう汚れいていることに気付いた

とそこへ、一人のスタッフが声をかけてきた

「洗車はいかがですか?」と

セルフスタンドで有人のスタンドのように営業されたのは初めてだった


その時のこちらの気持ちを悟ったのか、この車があまりにも汚かったからか

たぶん後者だと思うが、絶妙のタイミングで声をかけてきた


思わず「じゃあ、お願いします」、いつもは断ってばかりなのに・・・

ものすごい接客をされたわけでもなく

特別な言葉をかけられたわけでもなかったが

この時は店員にお願いした


改めて、何で洗車しようと思ったか考えてみた

理由は単純だった

『ちょうど心地よかったから』

ガンガン接客することもなく、ごく普通の笑顔でこちらをしっかり見て

ごく普通の会話のやりとりをしただけ

その塩梅がちょうど良かったのだ


いい接客とは・・・

商品をいかに購入につなげるのかではなく

さまざまなお客さん一人一人のリズムやタイミング、動きを把握して

商品の価値とは別に、「心地よい」と感じてもらうことだと思う

なぜなら同じ商品が2つのお店で売られていた場合

やはり気持よく買える方を選ぶから・・・



不況の中、

何でもかんでも価格を下げることが最大のサービスのように言われている

最近は、バーゲンセール用の商品もわざわざ作られているそう

消費者もバカにされたものだと思う


このような時こそ、仕事に対してプライドとポリシーを持ち

お客様にとって何がサービスで、何が「心地よい」ことなのかを考え

今一度、血の通った仕事、接客、サービスをこころがけたい