先週、ミュージカル「北斗の拳」を見てきちゃった!
あたぁ!

https://horipro-stage.jp/stage/musical_fons2021/

北斗神拳の成り立ち、核戦争による世界の崩壊から、レイやトキやジュウザの死を経て、ラオウをケンシロウが倒しユリアと結ばれるラストまでを舞台化。
この内容を2時間でジェットコースターのようによくまとめたなぁというのが一番の感想。

しかし、後半の格闘シーンと台詞の1個1個が、原哲夫画伯の漫画に比べると「きかぬ!きかぬのだ!!」というレベルで迫力が足りず哀しみをおぼえたし、ケンシロウが「愛を手放すな~」と人に向かって歌うのもキャラが違うんだよな。無口だけど時々発する言葉は的を得ていて、圧倒的に強い、それがケンシロウの魅力であるだけに。ケンシロウ役の俳優さんもアクションは素晴らしいけど、歌は苦手そうだし。
「北斗の拳」はあか抜けた音楽で綴るミュージカルよりは、「半沢直樹」のように歌舞伎のテイストを入れた演出で俳優にキャラクターの魅力と宿命を訴えさせ、プロジェクションマッピングや殺陣を駆使した大娯楽芝居として舞台化した方が良かったかも。
小学生の頃に見たアニメの「北斗の拳」も絵は原作より下手ですが、神谷明や内海賢二といった超一流声優の魂こもった演技がすごかった事を思い出しました。
私のこの舞台の評価は70点くらいかな。
劇場で隣に座った女性二人は「私、原作読んだことないのよねぇ」と話していて、この展開についていけたのかは謎である。

ネタばれですが、舞台として良かったところと、良くなかった所を列挙してみる。

良かったところ
・前半のアクション。プロジェクションマッピングと殺陣を駆使して、リュウケン先生が分身したり、北斗百裂拳を再現したり、原作ファンは大満足😍
・南斗水鳥拳ではレイが空を飛んで宙返りして、背景に鳥が映写される。ハラショー!
・トキが上品でイケメン、歌がうまい!
・シンが超イケメンで、身のこなしが素敵!カツラとマントが似合ってる!
・ケンシロウの身体能力とアクション。超人レベル!
・ケンシロウに敗れた後に、文字通りワイヤーに吊られて天に上るラオウ様。

良くなかった所
・ケンシロウの歌
・ユリアの心情を語る歌も、こんな長さでは要らぬ。
・レイが死ぬ所もアッサリと終わってしまった。本当は泣かせ所なのに。
・ジュウザの女遊びの歌もあの長さでは不要。
・ラオウvsトキの兄弟対決。迫力も泣かせどころも原作に遠く及ばず「きかぬ、きかぬのだ😭」ここは歌舞伎テイストにやった方がよかった場面。
・ラオウvsジュウザの対決。アクションとして見せ方がヘタクソで、生身の人間が向き合って殴り合うとただのイジメにしか見えないという😂