ACウィーン監督は、3日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝でリヨンに2試合合計で1-5で敗れた後、不満をあらわにしている。

ウィーンはホーム&アウェーで見せ場をほとんど作れず、得点もイルチニツァのPKのみに留まり準決勝で姿を消した。

監督は「守備陣の苦戦は予想できた。問題は攻撃陣がそれをカバーしきれなかった事だ。いずれにしろ攻撃も守備も今はうまく機能していないから、改善に取り組む必要がある」とコメントしている。

「選手に申し訳なく思う。クラブ、サポーターにもね。敗退は望んでいなかったし、この大会を制したかった。リヨンは我々よりも良い試合をしたよ」

この後には再びリヨンとのフランスカップ決勝が控えている。

 

 第1戦との間にあった国内リーグで選手を温存できた相手と異なり、ウィーンは国内リーグの優勝を争うため常にベストメンバーを組んでいた。選手の心身の疲労はピークだった。キャプテンのイルチニツァは「もちろん残念だが、これがサッカー」と自分を納得させるように話した。