先日ウィーンは24歳のヴィルトスフトにスーぺル・リーガ(ポルトガル)のガヴォレンセへのレンタル移籍を発表した。187cmという大柄な体を持つが抜群のスピードとテクニックを生かしドリブルを仕掛けるウイングタイプの選手として「ウィーンの将来」との期待を受けて入団した。


 しかし成績を残していたのは加入直後のみ。後半戦にはゴールから遠ざかっていった。

加入二年目は17試合出場で1ゴールと散々な結果でシーズンを終えて、3年目はたった4試合のみ出場であった。

 そして決定的な事件が4年目に起きた。今季にCべラが加入し、FWとしてサードチョイスとなった彼自身はベンチにも入れない状況になっていた。


 元々能力はある選手なので「自信を取り戻す」ためにポルトガルのガヴォレンセというチームを選択した。理由は3つあります。



■出場機会の確保で試合勘を取り戻してほしい。

 

 ヴィルトスフトに対するオファーはアヤックスやローマなどといったビッククラブからのオファーもありました。提示金額もガヴォレンセの1.5倍の金額もありました。

 しかし今回の目的は「自信を取り戻す」ためです。アヤックスやローマは選手層が厚く、レンタル先でベンチでは意味がありません。


■3トップを採用している


 ヴィルトスフトの本職はLWGであり、ガヴォレンセの採用しているフォーメーションは(4-3-3)という事で、一番得意なポジションでプレーが可能となります。

 このポジションで、ある程度の得点を記録できれば本人も自信を取り戻せるでしょう。


■チームのモチベーションが高い。


 ガヴォレンセは現在5位という好位置につけており、ELの出場権争いを繰り広げています。

チームのモチベーション自体が高いので、この刺激的な緊張感の中で出場することが何よりも重要だと思います。また中盤の選手には良いパサーもいるので得点機会は多くなると思います。



※CL情報


●アヤックス(エールディヴィジ) クラブランキング11位


 リーグ戦でのエールディヴィジでは1位と好調をキープしています。

アヤックスの中心選手はFWのイブラヒモビッチとなっています。年齢は30半ばですが、それでも油断は出来ません。

 

 なるべくイブラヒモビッチにボールを持たせる機会を減らすために「ポゼッションを高める」「中盤でのボールカット」と中心に試合を支配していきます。これに勝てばベスト8となるので頑張ります!


ps.早速ベスト16でレアル・マドリードとバルセロナのクラシコが実現しています・・・

  どっちかが消えるのは勿体ないかも^^;