こちらは前回投稿の記事内で、K-POPにおける数字の問題について2つあると書いたうちのもう1つです。



そこでも触れたのですが、こちらは完全に私の推測です。

根拠という根拠もないし、心証のようなもので語るのはいかがなものかとお叱りを受けるかもしれません💦



なので、できれば《全ては妄想》という目線で読んでいただけたら幸いです。







K-POPにおける数字の問題



2つ目は

バンタンのジレンマです



これは完全に私の推測ですが、バンタンの望みは《承認》の領域から《自己実現》へ移行しているように感じています。

多くのものを手にしてきて、最後に満たされる欲求の部分です。



彼らのアルバムへの取り組み方やいくつかの発言からも、メンバーは《数字よりも自己の内面にあるものを満たしたい》と思っているのではないかなと感じていました。



でもご存知の通りリリースの仕方はこれまでと特段変わったことはなかったですよね?

もちろんメンバーによって若干違いますが、相変わらず数にこだわったやり方だったように思います。

(売るために出しているのでもちろん当然のことです)



いわゆる売れ線を狙ってはいないアルバムでもきちんと販売数が伸びるように売られている、というのかな。

特典やリミックスなど、数字を出すことを狙った手法だったと思います。

そこにどこまでメンバー達の意志が反映されているのかはわからないですが。



通常応援は数字によって視覚化されやすいですが、K-POPにおいては必ずしもそうとは限りません。



簡単な例で言えば、100売れたとしても100人が買ったのではなく一人が100購入するケースもあるからです。



そうなると《聴いてほしい》というメンバーたちのピュアな願いが、実際どれくらい届いているのかが見えにくいと思うのです。



前回記事のパティシエの例えを使用するなら、

パティシエからはお客様の声がよく聞こえず、わかるのは売れ行きです。

どのお菓子がどのように良かったのか。全てが好成績である場合、実際のことがよくわからないんじゃないかなと思うのです。


本当に美味しいと思って食べてくれているのか。

自分たちの店のものだから食べてくれているのか。



つまり、愛されていたいと望みつつも、一方では数字から解放されたいというジレンマもどこかにあるのかなと感じたりします。

(完全な憶測ですし、誰のことも否定批判はしていません!)



また、皆さんの中にも数字や特典の影響により大量購入されたアルバムが不法投棄されている悲しい場面をご覧になった方がいらっしゃるかもしれません。



これってSDGs云々よりもまず本当に悲しくて悲しくて…悲しすぎるじゃないですか😔

でも実際こういった部分もK-POPが抱える数字の問題点の一つであると思っています。



彼らがいる場所はK-POPで、それでも《これぞK-POP》みたいなものとは離れていっているようでもあり。



メンバーによっても夢が違うと思うし、バンタンの場合《彼らの音楽や作品が好き》というのと同じくらい《彼らが好き》というファンが多いようにも思うので、どんな音楽をやろうとそれぞれの夢を応援したいと願うファンも多いはず。



そしてバンタンがバンタンらしく輝いていてほしいのは、全アミ共通の想いだとも思います。



本来音楽というのは絵の具のような存在であると思います。

人生がモノクロであったら寂しい。

そこにいろんな色を取り入れて、色の組み合わせを楽しみ、自分の人生を鮮やかにしていく。

K - POPやアイドル文化においては、画家のファンがいるということです。

パトロンというのはちょっと違うかもしれないけれど、画家が描く絵を世に出すためファンが応援していく。


画家の絵を世に出すことが目的の人、世界に名を馳せてほしいと願う人、画家の絵なら全てが好きな人、単に絵が好きだという人…様々なタイプが混在しているのいるのがアミの現状のように感じます。



とにかく現段階ではどうすることもできないため、メンバーは自分の内面にあるものを見て、ゆっくり形にしていくことが今できる全てなのかもしれません。



とても複雑で難しく全ては憶測の領域を出ないこと、考えても答えのないことでもあります。



ただ、いずれバンタンが今いる高さよりももう少し低く安定した飛行を楽しめるようになった時に、これらの問題も答えが出てくるのかもしれません。



 今は様々な点において過渡期なのでしょう。







最後まで読んでくださってありがとうございました♡