夫
2022大腸癌と診断
ストーマ増設
2024肺と肝臓とリンパに転移
癌が最初に発見されたとき、子どもには夫が癌であることは話してありました。
しかし、それは夫が話したのではなくわたしが独断で子どもには真実を包み隠さず話す必要があると考えて話しました。
夫は子どもが癌を知っていることを知りません。
そして再発したことも夫は子どもには言いたくないと言います。
余計な不安と心配を与えたくないという配慮でした。
夫の優しさですがわたしはそれをよくないと思っています。
子どもには包み隠さず言わなければいつか子どもが後悔する日が来ると思います。
知らなかったから。
もし知っていたなら。
あんなこともこんなこともできたのではないか。
後悔がいずれ自責の念に変わるのではないかと危惧しています。
自分はもっとできたことがあったのではないか。
自分がこうしなかったから悪くなったのではないか。
子どもには無用な心配や恐怖を与えてはいけませんが、無用な後悔をさせてもいけませんから、わたしは話すと思います。
そこに夫の意思は入りません。
夫は話さなくても良いですがわたしからは話します。
それがわたしから子どもたちに渡せる優しさです。