おはようございます。吉田茉理です。

子供の頃、好きで良く読んでいた絵本はありますか？

私が好きだった絵本は

谷川俊太郎詩「ことばあそびうた」です。

小学校低学年の時の担任の先生がクラスの皆に紹介してくれた本です。

韻を踏んだ文章が読んでいてとても面白く、また挿絵が個性的でページを捲る手が止まらない本です。

5歳の我が息子は一体どんな絵本がお気に入りか、と言いますと、

「ゆきおんな」です。

１度は読んだことがありますか？

息子が「ゆきおんな、読んで！」とせがんでくるので、２人で一緒に読もうと思うのですが、この表紙の絵がなんとなく怖くて未だこの絵本のページ全ては読めておりません…

そして、もう一つ読めていない理由があります。

それは

息子が飛ばし読みをするから、です。

ゆきおんなのあらすじをご存知の方はわかると思うのですが、この話はウキウキするような内容ではありません。

読んでいてちょっと背筋が寒くなるような話です。

子供向きのこの絵本にもその薄怖さは色濃く描かれています。

息子が初めてこの絵本を読んだのは父とでした。

恐らく、その時あるページを読んでいて「怖いぞ…」と感じたのでしょう。

以降、読んで貰いたい時は、怖いページに差し掛かると

「次行って。」と飛ばし読みします。

怖いから読みたくないし、飛ばしたい。でも読みたい。

怖いなら読まなきゃ良いのに…と思いきや、読むのです。

1日1回は必ず読むのです。

これを怖いもの見たさというのでしょうか？

怖いもの見たさ、ありますよね。

分かっちゃいるけどやめられない！という感じでしょうか。

子供のこういう在り方を毎日見ていると、本能に忠実に生きているんだな…と思うのです。

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【息子と私】飛ばし読み。