まだまだ続きます。
寺岡呼人さんアルバム「独立猿人」のレコーディングレポート。
僕はアレンジャーとして今回参加させていただいてます。
何事も言ってみるものです。
「この曲は…林立夫さんが似合うんじゃないでしょうか」
ふと直感で提案したことが実現してしまいました。
あの、drums林立夫さんとのレコーディング!
↑ 左から、僕、林立夫さん、寺岡呼人さん
林立夫さん。
ユーミンさんの初期・荒井由実時代からご活躍されている、
この業界で知らない者はいないというくらい有名なドラマーです。
そんなお方にも関わらず、
初対面の僕にもとても親しく接してくれました。
立夫さんには「マチルダ」という曲をお願いしました。
この曲はアルバム「独立猿人」と同時発売になる、
「Golden Circle」10周年記念アルバムにも収録されます。
しかもこちらはムッシュかまやつさんとのデュエットバージョン。
立夫さんのドラムのヘッドも真っ黒。
この、真ん中しか汚れてないところが、
そのドラミングの正確さを物語ってます。
あとここで、ドラマー向けの話題をひとつ…
立夫さんのドラムセッティングなんですが、
ハイタムとロータムの位置を左右逆にしているそうです。
通常右利きセッティングの場合、
一般的には左側が一番小さい口径で、右になるにつれて大きくなっていく。
でもご覧の通り、左が大きく、右が小さい口径のタムになってます。
これがまた独特なタム回しのサウンドを生み出すんでしょうね。
プレイバックしながら、呼人さんが僕にぼそっと言ってました。
「たまにね、聴こえるんだよ。ユーミンのあの曲と同じドラムが。」
そんな時代を飛び越えて鳴り響く、
林立夫さんのドラムが入った呼人さんのニューアルバム「独立猿人」。
そして、同時リリースの「Golden Circle」。
発売日の10月20日まで、あと1ヶ月切りました!
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