前回ブログの通り、
10月20日発売の寺岡呼人さんのニューアルバム「独立猿人」に
アレンジャーとして参加させていただきました。
ひとつひとつがとても学ぶべきことばかりで、
僕からすると目からウロコなことばかり。
そんな貴重な現場に巻き込んでくれる呼人さん。
最高の先輩です。
僕にとってレコーディングの醍醐味のひとつは、
「尊敬するミュージシャンの方と会えること」
これに尽きます。
その中でも一番感激だったのが、
僕が最も尊敬しているドラマー、沼澤尚さんのレコーディングの日!
以前の植村花菜ちゃんのRECの時以来、2回目のセッションです。
↑ 左から、寺岡呼人さん、沼澤尚さん、僕、
「独立猿人」共同プロデューサーの、作詞家・山田ひろしさん
「ハローグッバイ」と「オリオン座」の2曲を叩いていただきました。
沼澤さん、その以前の花菜ちゃんの時のことも覚えててくれていました。
僕の名前まで覚えててくれていた。
嬉しい。
しかも。
この2曲のデモのドラムは僕が打ち込んでいたのですが、
スタジオに入ってくるやいなや、
「このドラムは誰が打ち込んでるの?」と、
その打ち込みをめっちゃ褒めてくれまして。
夢かと思うくらい感激。
10年間ドラムの打ち込みに没頭してきた甲斐があった(笑)
↑ 録った直後のプレイバック中は誰もが真剣です
タカさんは譜面を見ないで、曲を全部覚えてきてくれて叩く派。
それがまたかっこいい。
最高のテイクが録れました。
レコーディングが終わった後、談話タイムへ。
呼人さんのスタジオにAOR(※)の名盤紹介本みたいのが置いてあって、
それにくぎづけのタカさん。
(※AOR…音楽のジャンルの名前。詳しくはウィキ で)
「これ!これ!超オススメ!」と言いながら、
たくさん赤マーク、いや、TNマークをつけてくれてました。
(Takashi NumazawaのTNマーク)
タカさん、めっちゃAORフリークらしく。
ハンパなく詳しかったです。
それに負けず劣らず山田さんもものすごく詳しくて、
ふたりで相当盛り上がってました。
今度呼人さんからその本借りてかたっぱしから聴こう。
大丈夫、盗まない。
たぶん、盗まない!(←こら)
ちなみにタカさんはドラムのヘッド(皮の部分)をずっと変えないタイプ。
だからどれも真っ黒でボロボロなんですが、
それがまた良い感じに枯れた、味わいのある音を出すのです。
僕も高校の頃、マネして真っ黒のまま使ってた(笑)
そしてすっかり談話に没頭しすぎて、
ドラムセットの写真を撮るの忘れてしまった!!
でもきっとまたお願いしたいと思っています。
ありがとうございました!
そんなクールなタカさんのプレイが収録された、
寺岡呼人 ニューアルバム「独立猿人」、10月20日発売です。
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