生命の木の行き方がわからない。日没しそうである。手持ちの地図でも現在位置がよく分からない。なんとか生命の木の道路標識を見つけたんだけれど,いけどもいけども次の標識がなく,しばらく走ったところでUターンして最初の標識もどったりしていました。
このままではたどり着けないのではと不安になったので,まずは,ガソリンスタンドの売店の中で,道を問い合わせました。なかなかハンサムな男性でした。その男性に地図を書いてもらいました。その地図には,信号を三つ超えて最初のラウンドアバウトと右に曲がり,次の信号を右に曲がる。少しは走ると下り坂があるのでその後ラウンドアバウトがあるので左に曲がり,村が見えたら右に曲がるとたどり着く。今日は休日なので人がいるからわかりやすいというアドバイスを頂きました。
まずは,アドバイス通りに信号を三つ超えると,ラウンドアバウトがあり,右折しました。その先にまたアドバイス通り信号機があったので右折しました。その先に下り坂があり,おーすごいアドバイスどおりだとアドバイスをくれた人に感謝感激していました。その後道なりに車を走らせていたんですが,道は一本なんですが,目印になるラウンドバウトや村がみあたりません。不安を持ちながらしばらく道なりに走っていると,前方に人だかりと木が見えました。だんだん日も暮れてきます。すごい数の車と人だかりがあったのでこれだと思い車を降りていったんですが,なにか様子がおかしかったんです。数百人の若者が集まって,車を回転させていてお祭り騒ぎをしているのです。その周りでは,バギーをする若者がいたり,どう考えてもおかしいです。それらしき木の付近にいったんですが,人の背丈の2倍程度の小さな木でした。あー,日も暮れてきたしもうあきらめていました。そこで,最後にもう一とその辺の人たちに生命の木の場所を聴いたんです。最初の人はおじいさんぽく,英語が通じませんでした。次に聴いた人から,この道を戻って,最初のラウンドバウトで左だよということを聴きました。で車にもどり,来た道を戻ったところ,左側になにやら大きな木がありました。しかし,ラウンドバウトはありません。左に曲がる道があったので,木の方に向かって曲がってみました。道路は舗装されていなく砂地です。だんだん木も大きく見えてきて,なにやら人と車がちらほら見えました。まさかとおもい,これが生命の木なんだと確信しました。道路に砂が持ってあり,近くまで車で行けなかったので,砂の山の手前で車を止め,車を降りて歩いて向かいました。だんだん木が大きくなって見えるのと,日が既に沈んでいて,まだ,光が残っている状態で,若干明るかったので,遠くから写真をとりました。5分くらい砂地を歩いて行くと,木にたどり着けました。日の明かりもぎりぎりあるくらいで,写真もとれました。
何とかたどり着けました。土地勘も無く,地球の歩き方の地図や空港でもらったおおざっぱな地図しかなかったですが,切羽詰まって人に道を聞いたことで,徐々に目的地に近づいていきました。最初の人だかりで車を降りたところで間違ったところにきてしまったという残念な気持ちがありましたが,最後にもういちど人に道を聞いたことで,自分たちが結果的に生命の木の近くにいたことがわかりました。生命の木が右手に見えていたのにも関わらず,通り過ぎていたのです。この出来事から,困ったら人に聴いて,自分の目的に一歩でも近づくことが大切であることを学びました。また,おおざっぱな地図でも,知らない土地でも,目的地にたどり着くことが出来ます。携帯のナビがあれば,たどり着くことは簡単ですが,逆にそれらのシステムを使わなかったおかげで,一生の思い出に残る体験が出来たとも言えます。私にとっての生命の木のお話でした。
旅はいいな・・・ この写真みえねー。ごめんなさい。

旅行・出張・帰省などに便利!skyticket.jpで最安航空券をすぐに検索♪ バーレーン行きたくなったら!チケットとっちゃおう。