Phonem / hydro electric | 日々棲む世に

Phonem / hydro electric

私は日向ぼっこが大好きで、


会社の休憩時間には外の日が当たるベンチで寝るのが今年からの贅沢だったのですが、


最近寒くて寒くて、ドッピーカンならまだしも、薄ら晴れではもう寒くてやってられません。


逆に夏のドッピーカンはやばいです。攻撃的過ぎます。太陽もバランスが大切って事ですね。


今日紹介したいのはエレクトロニカですね。


これはいつきいたんだ?これも大学1年の頃、2000年位ですかね。


場所は歳三さん宅で。基本私にいい曲を教えてくれるのは


歳三さんが7割、あと1割が友達、あと2割が自分ですね。


てめーがもっと頑張れよって思います?


いいのいいの、嗅覚は歳三さんに勝てませんし、勝気がないです。


実際にエレクトロニカを聞いたはじめての曲にして、


はまる切欠の曲にして、いまだこれ以上を行く極上エレクトロニカに出会った事がない、


最初にして最終系かと思わせる程のインパクト、


感動もの、もう電子音とかジャンルとか音とか関係ない


意地でも墓場に持ってく一枚です。


Phonem / Hydro electric <morr music>






MORRは老舗じゃないすかね、ドイツのレーベルらしいです。


ちなみにこれはかなり初期に出てるアルバムです。


これを聞いた大学1年の頃は、エレクトロニカってなぁに?


オーディオとか作ってる会社?というほど全く無知で、


実際にちゃんと聞いた事もありませんでした。


そもそも曲を聴くって概念が薄かったですね。


つまり聞くと聴くは違うって事。どう違うかって?


そんなの知らないよ。見ると読むの違いみたいな感じかな。


これは歳三さんが渋谷のhotwaxにて視聴して買ったらしい、


この頃から度々歳三さんのレコ屋巡りに付いていく事が増えて行き、


まだその頃は渋谷なんて来る用事なんて全く無く(せいぜい女の買い物付き合う程度)、


東京に住んでいながら右も左もわからないといった感じで、


hotwaxに連れて行ってくれたのも歳三さんで、


丁度cisco house part 2 の対面にあって、初めて言った時、


ファッション雑誌で見たことあるモデルさんなんかとワラワラすれ違って、


「なんだかリアル東京だわ~」って思ったのを覚えています。


では曲の説明です。全曲いいのですが、その中の [isodensity] で行こうと思います。



「なんか深夜の水族館っぽくね?」


「ほんとうだ、アクアリウムって感じがするね」


「実際お客が入ってない時もちゃんと活動してるんだな」


「うん、生き生きとしてる」


「ドラムがヤバイね」


「刻々と時間が過ぎて行く感じ、これって人生ともいえるな」


「誰の人生だろう」


「なかなかいい人生じゃね?」


「日々を着々と進んで行ってる感があるね」


「こいつ、多分結婚してて子供いるな」


「うん、奥さんと子供の事とか考えながら毎日頑張って働いてたんだね」


「うわ、ヤバイ音入って来た・・・」


「まじだね、、娘が結婚したとかそういう感じかな、、」


「色々思い出してるな、、」



「わかった!これは走馬灯だ!」


「うぉー;ちょ~泣かす~;;」



「・・・・・・・・・・」



「・・・・・・」



「・・・」



・・以上が説明です。



自分はレコード派ではなくCD派で、レコードではなくCDでどうしても欲しかったのと、


歳三さんとデジタル版のクリアな音質で一緒に聞きたかったのもあって、


探しに探して結局ベルギーかどっかから輸入しました。


今ではItunes Storeでデータなら買う事が出来るので、


いいのか悪いのかわかりませんが時代は変っていくんだなぁと思っています。