つづき…
父はガン宣告を受けてからもかなり前向きに、絶対俺はガンには負けないと言い生活してました。
11月に入って間もなくの事…
そんな気持ちが通じてか、絶対出来ないと言われていた手術が受けれるようになったのです。
胃から出血があり止まらない為、ずっと輸血をしていたのですが、身体に負担が掛かるから、それならば胃全摘した方がよいとの事…
急遽手術が決まったのですがその日は平日…
私は手術にも行けず、案の定、父の兄弟から『いそこはどうして来ないんだ』
と母は文句を言われ、ホント申し訳ない思いでした。
手術時間約5時間…
胃全摘してオペ室から出てきた父は1時間後には麻酔からも覚め、めちゃくちゃ元気だったらしく
逆に周りから心配されていたようでした
本人は胃ガンなので胃を全摘するとガンが無くなったと思い込んでいたようです
実際の話、父に宣告した先生は後日母を別に呼び出し、真実を告知しました
スキルス性胃がんでステージ4、余命は長くて3年短くて1年と…
父には進行性だと云うこと、余命は話さず母と私の間だけでしずめておきました。
つづく…