義母(3)見学した土地 | 9年待った娘との生活日記

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見学の日当日。



案内された場所は市街地から離れた静かな場所。
良く言えば静か、言葉悪く言えば寂れてる。


義実家周辺から考えれば何もないという言葉がピッタリでした。
役所病院銀行郵便局スーパー、コンビニもファミレスも種類が揃い全て徒歩数分で済ませられる土地に住んでいるのですから。


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車から降りて驚いたのは広い土地に大きく立派な和風の家が建っていたこと。

当然住人はおらず、雨戸の戸板が外れ、瓦が落ち、別棟の納屋は崩れ、以前の住人の物と思われる家具もそのまま。(家の窓から見えました)

「これ、修繕費にいくらかかるんだろう?」

思わず夫に聞いてみましたが夫も分かるはずもなく「うーん…」と唖然。
 
義父は買う気満々の様子。

元々、物を直したり作り変えたりするDIYのような事が大好きな義父。

ここはこうやって…あそこはああやって…と妄想をしているのがすぐに分かりました。

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義母は静かに見ていました。
ここが気に入ったとかここは嫌だなどの自分の意見は言いません。

同居ではないですが夫と結婚して当時11年ほど。
義父に対して「でも」や「だって」等のセリフを義母が言っているのを聞いたことはありません。

唯一

「大きくなったわねぇ」
「元気ねぇ」
と広い土地を歩き回る娘に何度も何度も声を掛けてくれていました。