いろんな人に観てほしい、映画「うまれる」 | 日々つれづれ

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はづきのアタマの中。


こんにちは、はづきです。

さて、今度の日曜日、
14日に岡崎市で上映される映画「うまれる」

上映用のメディアが届いたので、
確認のため、試写会を行ってきました。
私、この上映会のお手伝いしておりますm(__)m



初めてこの映画を観ましたが…


もう、涙、涙汗汗汗汗汗汗



この映画、4組の夫婦が登場するドキュメンタリーです。

クローバー 両親の不仲や虐待の経験から親になることに戸惑う夫婦

クローバー出産予定日に我が子を失った夫婦

クローバー子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦

クローバー完治しない障害(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦


私は妊娠出産経験者なので、
やはり、上の二組の夫婦のお話に感情移入しました。


親になることに戸惑うご夫妻の話、
特にご主人は、
「自分の遺伝子が残ることに抵抗があるから子供は欲しくない」と言い、
妊娠がわかったあとも、
「子供は自分たちの副産物に過ぎない」と言っていたのですが、
それが、奥さまのお腹がどんどん大きくなるにつれて、
ご主人の心境もどんどん変わっていくところにとても心動かされました。


そして出産シーン。
自分の出産の時を思い出して、一緒にいきみそうに(^O^;)



出産予定日に、お腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまったご夫婦の話、
これはもう、想像しただけで涙が止まりませんでした。

臨月まで来れば、あとは生まれるのを待つばかり。
この奥さまも、妊娠中はとても順調な経過だったそうです。
なのに、出産予定日の朝、
今まであった胎動がピタリと止まった…


そんなことあるんだ、あり得るんだ、と、
驚きを感じると同時に、
もし自分がその立場になったら…と考えると震えが止まりませんでした。



あとね、印象に残ったのは、
不妊治療の末、子供がいない人生を選んだ女性の言葉。
この女性は、産婦人科で働いていて、
いろんな患者さんを日々見ているのですが、

「『子供は親を選んで来る』って言うでしょ、
でもね、患者さんの中には、子どもを堕ろすという方もいるんですよ。
(私のところには来ないのに)なんでそこに来るの?って思いますよね。
親を選ぶ、ってほんとにそうなんですかね?」




長々と私の感想を書いてしまいましたが、
この映画、観る人によって感じることが全然違うと思います。

ママだけじゃなくて、いろんな方に観てほしいです。


個人的には、
育児に疲れ気味のママさんに観てほしい…

…初心に返れます(涙)


試写会の間、息子は託児に預けていたのですが、
映画を観たあと、息子のことが愛おしくて愛おしくてラブラブ
今日も可愛くて仕方ない(*´艸`*)
いつもなら、
あーもー、一人になりたーい!
とイライラ悶々してるのに(笑)



岡崎市の上映会、
当日券もありますので、
会場に直接お越しいただければ大丈夫です音譜

お子様連れでも大丈夫。
本会場のホールでは、
映画館みたいなひな壇椅子だけでなく、
床にフロアマットを敷いた場所もご用意してありますので、
親子でゆっくり座りながら鑑賞できます。

ぐずっちゃったりしたら、
別室の和室にて、テレビとDVDデッキで同じものを上映しますので、
そちらでご覧いただけます。

※ホールでは、他のお客様の鑑賞のご迷惑にならないよう、
お子さまの声や動きについては配慮をお願いします。


映画「うまれる」上映会

12/14(日) 10時~(9時半開場)
岡崎市西部交流センターやはぎかん 2階ホール
(名鉄矢作橋駅よりすぐ)

当日券1200円