名古屋から日帰り高速バス～
朝７時過ぎ名古屋駅発でした。
自宅を出たのは６時過ぎ。眠い寒い暗い。
目的はひとつ、しゃぼんmamaさんに会うため。
京都駅に着いて、電車に乗り換え最寄駅まで行くと、
しゃぼんmamaさんがお迎えに来てくれてました。
急遽、島根から来ていた姉妹お二方とご一緒することに。
このお二方、島根県出雲市でアロマ＆ヨガのサロンを開いていて、
かつ、出雲のケーブルテレビで番組を持っているという、なんとも華のある方々！
美人だしスタイルいいし、はきはき明るいよなあ、って思ってたらやっぱり納得。
というわけで、
こんな超凡人の私がここにいていいんだろか・・・と半ば恐縮しつつ、
しゃぼんmamaさん宅での石けん教室開始。
まずは、しゃぼんmamaさんの、
石けんやアロマ・ハーブを含めた自然の物に対する考え方の話を聞き、
１時間ほどしたところで実際に石けんを作り始めました。
私が作ったのは、青いマーブル石けん。
ラピスラズリのパウダーを使って、マーブルの作り方を教えていただきました。
そこで私の致命的ミスに気づく・・・
そうか、だから私は今までうまくマーブルにならなかったんだわ！
それに気づいたので、これからはもうちょっとマシなマーブルが作れそうです(^^;
型入れの仕方も、
ああ、言われてみればそのとおり・・・と気づくことばっかり。
少しでもきれいな仕上がりになるために、これからは気をつけようと思います。
モールドは、プリティグッドさんのシリコンモールド。
シリコンは保温性に優れているので、
石けんタネが発する熱をきちんと保ってくれるとのこと。
きれいに型離れするのかなあ？と疑問に思ってたけど、
しゃぼんmamaさんがその場で型出しを見せてくれて、あまりのきれいな型離れっぷりに感動。
うきゃー！私も欲しくなったぞ！
島根のお二方とお別れした後、
しゃぼんmamaさんと二人でランチに行きました。
しゃぼんmamaさんの華麗なる活動・華麗なる人脈を知って、おののく私に、
「本当のことを知りたい、本物を知りたい、と思うと、おのずとそういう人に行きつくのよ」
・・・すごい。素晴らしい。
気が付いたらなんと１６時過ぎ！
１７時半発のバスを予約していたので、
結局観光はまったくせず（笑）、京都駅でお土産買ってそのまま名古屋へ帰ったのでした・・・
しゃぼんmamaさんの話を聞いてて、いろんなことを考えました。
まだそんなに手作り石けんが広まっていない頃から、石けんを作っている方々というのは、
いろいろ手探りでがんばってきた分、思い入れも強いし、みなさん同士の絆も深い。
出てくる名前は、超ベテラン有名ソーパーさんたちばかりで、
みなさん勉強熱心で、活躍もされてて、
より素敵な石けんを作るために、よりたくさんの人たちに石けん作りを広めるために、
日々がんばっていらっしゃる方ばかり。
私はまだまだ勉強不足で、
手作り石けんの世界もそこまで深くわかってなくて、
もしかしたら、自分がやっていること、書いていることが、
みなさんが築いてきたもの・守りたいものをぶち壊しているんじゃないか、って、
ものすごく怖くなりました。
自分が使う分を趣味の範疇で作ってる分にはそれでもいいんだろうけど、
ブログで発信したり、友達に教えたりするとなると、それ相応の責任が伴うわけで、
もちろん、常日頃自分の記事には責任持って書いているけど、
ソーパーの先輩方からしたら「余計なこと書きおって」というものがあるかもしれない・・・
それに私はかなり「頭でっかち」で、
とにかく知識を仕入れるタイプ。
元来の性格で、失敗するのを何より恐れるので、
とことん足場を固めてから実践する。
だから、あれこれ知っている割には、経験値が低かったりする。
石けんの作成数もまだ５０くらいだし。
いろんな人の経験を見たり聞いたりするけど、それはその人の経験であって、
自分が同じことをしたときに同じようになるとは限らない。
もっともっと、知識を「自分のもの」にするためには、
とにかく経験するしかない。
経験に裏付けられた知識ほど強いものはないと思うから。
ああ、私は全然まだまだだ・・・
・・・なんてことを、帰りのバスの中でずーっと考えてて、
家に帰ってからも考えてて、
さらには、今日、仕事しながらも考えてて、
「ああ、考えすぎてる、私」なんて思ったりして。
「もっと自分に自信を持ちなさい」って、
兄と慕う人にまたたしなめられそうだ・・・
がんばろ。とりあえずこれからもマイペースでがんばろ。
自分の好きな石けんを作り続けるんだ。