おやしらず。 | 日々つれづれ

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はづきのアタマの中。

昨日、旦那が親知らずを抜いてきました。

虫歯で歯医者に行ったのに、
「親知らず、抜いちゃう?」と軽く言われ、さくっと抜かれたらしいです。

でも昨晩くらいから、
「痛いー、痛いー」とうめいております。



そりゃ痛いだろうよ、痛いに決まってるさ。

・・・なぜなら。


私は去年、親知らず抜歯のため、

入院&手術

を受けたのだから!!!



下の奥の左右に親知らずがあった私。
しかも、横倒れ。
横に向かって生えているので、それらが下歯を左右から押してしまい、
ゆえに下の歯並びが悪くなってしまっていたのです。
また、親知らずと奥歯の間に隙間ができて、そこが虫歯になってしまって。
食べ物も挟まるし、いいことなし。


でも、親知らずはほんの少ししか顔を出してなくて、
ほとんどが歯茎に埋まってる状態。

「こりゃ、歯茎を切らないと抜けないよ。
しかも、歯の根っこが神経に触れてる可能性があるから、
下手に抜くと、顎の神経が麻痺してしまう。
だから、大きな病院で手術で抜いたほうがいい」


・・・と、脅され(苦笑)、総合病院を紹介してもらうことに。



そして、総合病院の口腔歯科で診察を受けたら、あっさり、

「手術だね。2泊3日の入院で」




・・・し、手術、初めてなんですけど・・・(T▽T;)




会社に申請して休みをもらって、
木曜日の午後に入院。
いろいろ検査して、ばたばたと過ぎました。

そして金曜の朝。

手術に向けての準備が始まり、
点滴打って、手術着に着替えさせられ、脈拍をはかる機械をつけられ、
そうこうしてるうちに、ストレッチャーがやってきて、
男性医師3人がかりで、ストレッチャーに乗せられ・・・

それからは、もう、まな板の上の鯉・・・

「中央手術室」とデカデカと書かれた自動ドアをくぐると、
そこにはずらっと手術室が。

主治医たちが、手術用の服に着替えてて、
私の緊張は一気にMAX!!!


手術室はめっちゃ広くて、いろんな機械がたくさんあって、
キョロキョロしてたら、

「今から麻酔の薬入れるからね。すぐぼーっとしてくるからねー」と言われ、
点滴の管から麻酔が入るのを感じてまもなく、
意識がすーっと遠のきました。


すんごい不思議な感覚で、

意識があるような無いような。


でも時々、先生たちの声が聞こえるのです。



「くそー、抜けねーーー!」


ガリガリガリ・・・(←歯を削る音)


「がんばれ、あと少しだって」


「おりゃ、どりゃ!」
←何?この気合・・・








・・・トントンと肩を叩かれ、目が覚めたら、すでに手術室から出てました。

主治医が「これが抜いた歯だよ」と見せてくれたのは、



粉々の親知らずたち・・・(泣)



「意外に時間かかっちゃったよ」と言われました。
時計を見たら、確かに1時間は経ってました。

私の親知らずって一体・・・




病室に戻って、動けるようになってから、
鏡で右奥歯を見てみたら、がしがしと縫った跡が・・・
どんだけ切ったんだよ・・・(´д`lll)

左は切らずに抜けたみたいで、
でもその代わり、大きな穴がぼこっと開いてました。




その夜から、だんだん痛くなってきて、
ほっぺたもどんどん腫れてきました。
やっぱり、歯茎を切った右側の方がひどかったです。


次の日無事退院できて、
旦那に病院まで迎えに来てもらって、帰宅。

でも、痛くてモノが食べられない・・・

痛くない左側で食べようものなら、穴に食べ物が入るし(泣)

こぶとりじいさんのごとく腫れてきたほっぺたを見て、
けたけた笑う旦那(怒)

噛むことができないので、毎日おかゆやプリンでしのぎました。

そんな不自由な生活は1週間くらい続きました。



幸い、膿んだりすることもなく、抜糸も終わり、今に至ります。

左側の穴は、ようやく埋まりつつあります。
すごいな、歯茎の再生力(笑)




抜いた親知らずは、容器に入れてもらえたのですが、
これって、医療廃棄物(?)にあたるらしく、
いらないからといって、可燃ゴミとかで捨てるのは違法らしいですよ。

まあ、記念だし、ってことで、いまだに我が家にあります(笑)






さて、旦那は、痛さで不機嫌のようで、
今も不貞寝してます(苦笑)

まあまあ、あと少しの辛抱だよ、がんばれがんばれ(´∀`)