孫の通っている小学校の授業参観に行った。60年ぶりに母校の授業を見た。もちろん校舎も新築されて昔の面影はまったくないが、きれいな校舎で子どもたちが元気に学んでいた。英語の授業や端末を使った授業など、昔は考えられないような授業が行われている。でも、子どもが楽しそうに学んでいる姿は昔も今も変わっていないのかもしれない。やっぱり「学ぶ」ってことを本能が求めているんだろうなって感じた。なのに何で中学校や高校に行くと学校に行きたくなくなるんだろうか?「学びたい」や「かわった」の面白さが薄れるのはなんでなのか?上級学校へにいくほど「ひとりひとり」と「学び」が合わなくなってしまうのかもしれない。

 2年生の孫の授業を見に行くと、おでこにアイスノンの巻いてマスクをしている子どもがさかんに手を振っている。あれが孫か?熱があるのに授業に参加しているのか?大丈夫か?と心配になった。休み時間に「熱があるの?」と孫に聞くと、「朝、頭をぶつけた」と言っている。2時間目が始まる。よく見ると孫の隣の席にいる児童の後頭部にアイスノンが巻いてある。この子とぶつかったのか。

 やっぱり小学校の学びはアクティブだ。