昨日のブログ「どうせバカだから撲滅応援」にコメントが入った。

高卒でも、
三公社五現業に入り、
東大卒の部下を馬鹿呼ばわりし、
鬱病で休職を繰り返し、
怪しげな薬を配りまくる奴もいる。

 

 昔の高卒は「意地」みたいなものがあったのかもしれない。

「困った生徒の物語」に出てくる生徒は「学力」とは別次元の「社会で生きる力」を持っていたように感じる。

 経済力や教育力どんどん2極化する世の中では、皮肉なことに「学力神話」が骨の髄まで浸透してしまっているのかもしれない。「どうせ無理」や「どうせバカだから」のレッテルを上塗りする学校教育の在り方を変えないと、ますます不登校や引きこもりが増えるだろう。

 

 昨日、日の出イオンモールで「都立学校夏祭り」の打ち合わせがあった。今年は、8月3日(土)にイオンモールで西多摩地区9校と地元企業の夏祭りが行われる。

 会議の後の呑み会の席で、私学から都立高校に転職した先生がこんなことを言っていた。

 「私学の進学校では、英語教育を特色にするのはすでに時代遅れで、教科横断型の社会につながる教育を目指しています」

 この流れが加速すると、ますます学力下位層の子どもたちはだけが社会から分断されてしまうような気がする。この「都立学校夏まつり」が「どうせ無理」や「どうせバカだから」を撃破する、子どもたちが地元社会につながる起爆剤になることを期待している。

日の出イオンモール「都立高校夏祭り」メインステージ