昨日は市内の中学校を訪問した。6月に校内研修のオファーが入り学校の授業を見学させて頂いた。今は教育の転換点を迎えている。不登校や発達障害などの増加により個別最適化の教育が加速している。人口増加時代は、生徒が学校に合わせる教育だったが、今は学校が生徒に合わせる教育に変わりつつある。一番大変なのは何といっても現場の最前線に立っている先生たちだ。特に年配の先生方はマタギが漁師になるぐらいの変化がある。

 昨日の新聞に「毎年1年生」というコラムが載っていた。漁師の言い伝えだというこの言葉は、自然界の変化の激しさ厳しさを伝えている。それがゆえに年配の漁師は若い漁師の言葉に耳を傾け、若者は年配の言葉を大事に聞いているという。はたして前例踏襲文化の学校はどうなのか?今の学校教育の変化は海の変化に匹敵するのではないか。

 あさって「困った生徒の物語」の刊行イベントが日の出イオンモールの未来屋書店で行われる。よかったら学校のリアル覗いてみてください。4月21日 日曜日 14:00~ 未来屋書店内特設コーナー