昨日5月19日、日曜日。

見たかったが、なかなかタイミングが合わず先延ばしになっていた映画『燈火(ネオン)は消えず』が、もう長野県上田市の上田映劇でしか上映されていず、しかも週末はこれが最後なので、足を伸ばしてきた。

上映開始は朝8時50分だったので、6時半には家を出た。車で1時間半ほどで現地に到着した。大正時代に開業し、一度、閉鎖した後、数年前に復活したという上田映劇は、古めかしい昭和レトロの装い。現在は、ミニシアター系の映画を中心にラインナップしているようだ。

時間に余裕があれば、別所温泉か鹿教湯温泉にでも足を伸ばしたいところであったが、同行者がすぐに戻って仕事があるというので、10時半過ぎに終了してすぐに群馬に戻った。途中、横川SAで「峠の釜飯」をテイクアウトした。

 

午後、ジョギング始めたところで小雨が落ちてきたので、10分くらいでやめて帰宅。家から車で1時間ほど北にある沢渡温泉公衆浴場までドライブした。沢渡温泉は四万温泉から近いが、四万ほど知名度もなく、ひなびた秘湯のたたずまいだ。公衆浴場は、周辺の旅館に宿泊中か地元の人かマニアックな温泉ファンしか来ないレアな温泉。もちろん昭和レトロな建物。かなり熱めの浴槽、それより少しだけ温度の低い浴槽(こちらもけっこう熱い)の二つがあり、それぞれ3〜4人でいっぱい。数分入ったら出て浴槽のそばで休むという感じで6〜7回繰り返す。サウナでもないのに、汗があふれ出す。回数多過ぎたのか、やや脱水気味になり、この日の夜は食欲を失い、果物と水分だけで終わり。

 

沢渡温泉公衆浴場の客層は、やや半数が地元の高齢者なので、今秋以降、レプリコンワクチンが流通した暁には、しばらく行けなくなる。いまのうちに楽しんでおきたい。