コーティングと言っても今はホント色々ある。

ガラス、ガラス系、ケイ素系、今ではカーボンやら何やら種類は山ほど。結局、何がいいの?と聞かれるとどれも良いのは間違いない。ただどれも一長一短あるのでこれでOK!とはなかなか言えない。


主流のガラスコーティングも確かに艶や耐キズ、耐久性は従来のポリマーコーティングより優れていると思う(全くキズが入らない訳ではない) 。だが無機質な物質は無機質な物と結合する特性がある。

よって無機質なガラスコーティングと、無機質である水は結合する。

皆さん経験あるであろう晴れの日に洗車していると、乾いた部分が白くポツポツと残る アレ。

水道水に含まれるミネラル分が残留した跡だ。先程言った様にガラスと水は結合する。

と云う事はミネラル分を含んだ水道水や、汚れを含んだ雨がガラスコーティングと結合して、結果は想像に容易いと思う。


なら以前からあるポリマーやWaxは?

耐久性や耐キズ性がガラスコーティングに比べると劣る。だが有機質の原材料で作っているコーティングであればガラスコーティングに比べ、水ジミの強い結合や付着は少ない。


じゃあ、どうすりゃいいんだ?となる。


なので耐久性に富んだガラスコーティングを下(ベース)に、その上にフッ素やレジン等の有機質のコーティングを乗せる。

上に乗せた有機質のコーティングが劣化してくればメンテナンスする。ガラスコーティングの除去は非常に困難だが、有機質のコーティングは除去がしやすいので何度も可能。


なので良いコーティングは?と訪ねられたら今のところはこの様なハイブリッドな組み合わせのコーティングが一番ではないかな?と思う。


ただ最終的にはオーナー様のお手入れ頻度や、やり方にも左右されるのも付け加えたい。