先日の風力発電の話の続きです。

 

九州大学が開発したレンズ風車の特徴は

現在主流である3本のプロペラだけの風力発電より静音(1/10)で、発電量は2-3倍。バードストライク(鳥の激突死)は今のところゼロ。輪っかはプロペラとつながっていないので、輪に鳥が止まることすらできるのです。

※九大ベンチャー リアムウィンド社ホームページより

 

しかし太陽光発電に比べると発電効率が悪いではないか、という区の指摘もあります。

ノンノン。何も風力発電を再生可能エネルギーの主力にせよと言っているわけではありません。

 太陽光パネルを住宅の屋根に設置する施策は、景観重視、家の耐荷重やパネル廃棄時の環境問題がありまだ多くの人が「つけたくない」と言っている。これは設備のインビジブル化、薄型軽量のペロブスカイト太陽光パネルの普及を待つことになると思います。(個人的には、歯の矯正器具と似ていると感じます。近年は歯の裏から、また透明マウスピースの普及で、社会人でも歯の矯正がしやすくなった)

 

街なかに於いては風車は公園などの高いところに設置し、日々見上げることで風の流れと自然エネルギーの生成を感じる、住民の”脱炭素”啓発モニュメントとして位置付ける。これが世田谷たんそへらし隊の考え方です。

 

※高知新聞デジタルより

 

比べるなら、桜新町の商店街に設置されたサザエさん群像。これらは総工費4500万円と聞いておりますが、その予算の1/3ほどで年間10,346kWh発電するレンズ風車(3輪・9kwh)を設置できる。発電する現代アートだと考えればお得だと思いませんか?

 

 

お話が進めば、世田谷区内の学生さんと九大の研究者・大学生とのオンライン勉強会も企画します。

捕らぬタヌキの皮算用ですが・・・