取説に従い、解説します。
(検査項目→今回計測値/何を測るのか/結果評価の目安)
●COD(化学的酸素要求量)→4
・一般的に、水中の有機物の量を示す指標とされる
・川としては0~5mg/Lが望ましい
※有機物の多くは生活排水に由来し、COD値が高いということは生物が棲みにくい状態になっているかもしれない
●りん酸態りん→0.05
・0.05mg/L未満はきれい。0.05~は少し多い(微妙に多めってことですが)
※りん値が高いときは、川の外から食品や肥料に由来する汚れが入ってきていると考えられる
●アンモニウム態窒素→0.2
・0.2mg/L未満はきれい。0.5mg/L以上は少し多い
●亜硝酸態窒素→0.05
・0mg/Lはきれい。通常は0.02mg/L以下
●硝酸態窒素→1と2の間くらい
・1mg/Lはきれい。通常は1~2mg/L前後
これらを総括すると、CODとりん酸態りんが多めで、生活排水や外部からの混入汚れの影響があるのかなあと思いますが、これだけでは体感として判別できない。
例えば「偏差値72?そりゃ難関校だね」みたいな、数値を見てびびっと来る経験値が、いそくみにはないのです。
どなたかブログを読んでいる方で、この数値を、ワインの解説のように語れる人はいませんか?これから何度か計測するとして、その分析には専門家の助けが必要。
・・・と思っていたら、その翌日、ヒントが出てきたのです。