落葉はきでご一緒した仲間からテヅクリはたけというNPOに誘われ、とある土曜日、ついに都市農業デビューしました!
場所は狛江市の小澤農園。前回うかがったのは秋でした。色とりどりの小菊が咲き、「100円で菊狩りし放題」に夢中になり、地野菜でお味噌汁を作っていただきお弁当を食べました。
今回は労働です。
まず既に植わっている、黒いビニルでマルチングされた玉ねぎの苗に追肥。
メソッドは「菌ちゃん農法」だそうで、なるべく肥料は使わず、野菜くずで作った堆肥などを与えるそうです…というそばから第一回目はマグァンプに似たカリ肥料を、苗元でなく、間くらいに置いていったのでした。これは楽勝です。
そして畝をもっと増やすため、隣接地に植わっているブルーベリーとソテツ(!)を隅のほうに植え替える作業。
ソテツは、かつて地主さんが造園業をやっていた時代に植えたものだそうで、これが太くて根も深く、親不知の手術くらいの大作業に・・・
ひたすら周囲を掘っても終わりが見えず、「青春のソテツ」というタイトルが思い浮かんだ(いや蹉跌)。
ソテツの根は、ウコンのように黄色い。これって何かの染料に使われるのかな?
「奄美のほうjでは、大豆が採れないのでソテツの実でお味噌を作るのですって」
そんなことも教えてもらいました。
やっと抜けたが、今度は重くて男性3人でも持ち上がらず、手押し車で移動。
なんとか移植ができました。
PCデータのソテツのイラストなら切り取り→貼り付けで数秒で済む作業なのにね。
次回は畑を耕す作業だそうです。みんな他に仕事がある世代なので、ゆっくり都市農業は進む。その時間にも堆肥は発酵、土の中にはたまねぎがまるく甘く育っていくのでしょう。