現在7~80代の、親の代から成城に住んでいる方々(下から成城学園に通学…の人が多い)は、まちの成り立ちをよくご存じです。彼らによれば、2024年に創立100年を迎える成城は

・もともと公園のようなまちにしたいと、車の通り抜けを避けるため大型道路は造らなかった(その代わり隅切りして角の見通しを良くしている)。

・昭和30年代の終わりから40年にかけ、ご婦人方が中心となり交通安全のために太い何本かの道以外は全て一方通行にした。

 

確かに西の喜多見側から成城の台地に上がるルートは極力少なく、やっとすれ違える程度の坂が数本あるだけです。

余所者を入れない”華麗なる陸の孤島”。路線バスはもともと住民のあしになるほど走っていない。

東京では「バスがなければベンツにお乗り」が理想だったのでしょうか?高齢になったら運転手を雇って。あるいはKiss & Ride(死語?) 専業主婦の奥様がご主人を車で最寄り駅まで送り迎えする時代もありましたね。

 

麹町や松濤のように、鉄道駅のないまちにしてよそ者が転入しづらくする選別戦略も出来るのかもしれませんが、成城は急行停車駅があったおかげでどんどん住宅地が広がり、サラリーマン世帯が住み、都心に通勤するようなまちになり、「バスがもっと欲しい」という声が聞かれるようになってきています。

 

大型バスとはいかなくても、コミュニティバス交通は渋谷区や隣の狛江市でも運行している。高齢者や子育て世帯にも便利だし、10-14人全員がそれぞれ自家用車を運転するより環境にもよいはずです。

「静かな高級住宅地にバスは要らない」という人と、高齢者でも子供でも安価に安心して乗れるコミュニティバスが欲しいという人、今はどちらの意見が主流なのか、自治体と交通事業者がまずは現状を調査し、結果次第でまちの雰囲気を壊さないミニバスを導入するべきだと思いますがどうでしょうか。

 

列の最後の人がタクシー乗車できるのに何分かかるか、今度計測してみよう。

同じ場所、平日21:20

タクシーが乗り場に止まらずに通り過ぎた、と思ったら、タクシーアプリで呼んだ人がいたのですね。

タクシー乗り場半径〇m以内はこの手の待ち合わせは規制すべきかな。