濡らす前に測った裾幅は23cmほどでしたが、縮んで19cmになったレーヨン服を戻せるか・・・

*もとの写真と比べるとシルエットが全く違ってしまった。

 

さて「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」の違いは何でしょう?リンス=コンディショナー、トリートメントが別だということくらいは知っています。ネットの解説いわく、リンスを水に溶かして30分ほど浸してすすげば、縮んだレーヨンが戻るそうです。このパンツは65%はウール混紡なのが気になりましたが

(リンスして髪が短くなるという話は聞いたことがない…)

と、実践に踏み切ることにしました。

最初、試供品でもらったCLEARというのを溶かし、浸してみたが、戻る様子がない。もう一度検索すると「この方法、ノンシリコンでは効きません」と書いてある。

なんと。今どきノンシリコンでない洗髪料があるのだろうか?

ドラッグストアに行って、なるべくふっるいブランドのリンスを探すことにしました。

エメロン?さすがにないだろう。

わりと好きだったアジエンス?見当たらない。TSUBAKIに負けたんだろうな。

メリットがあるがどうだろう…ノンシリコンと書いていないことを確認。昭和バンザイ!!

メリットを溶かして浸し、すすいで引き上げてから横に引っ張る。レーヨンの薄地のカーディガンを引っ張って破ったことがあるので慎重に。水分が落ちたら、低温アイロンをかけながらひたすら引っ張った。

*下が引っ張ってアイロンした状態。やればやるほどだが、濡れて縮んだ薄地レーヨンのカーディガンをこの方法で破ってしまったことがあり注意が必要。

 

最後は吊るして、選挙収支を作成しながら、前を通るたび横に引っ張るを繰り返す。

乾いたらなんとか“揺れるワイドパンツ感”が戻ってやれやれです。

 

教訓。最近の衣類はドライクリーニング表示があってもアクロン・エマールで洗えたりするが、ヴィンテージ服、特に海外のものは色落ち・縮み・水シミなど昔ながらのリスクがあり、心配ならクリーニング店に出した方がよい。