そもそも「在庫を上回る申し込み数があった」と報道があったのになぜ30万枚が余り、処分になったのか?

厚労省の電話番号を探しつつ、過去の記事を検索すると厚労省のホームページに

【質問】

配布を希望したのに1枚も届いてないのはどうしてですか。

【回答】

多数の配布希望があったため、国内でマスクとして活用することが明確な配布希望を優先することとなり、それ以外の申出(備考欄に「ガーゼとして使用」「海外に配布」と記載されている場合等)については、配布対象外とします。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/mask_haifu_kibou.html

とあった。備考欄は必須項目ではなく、そこに何も書かなければ通過できたのに、自分はこれではじかれたのだとわかりました。

 

厚労省マスク等物資対策班には問合せ用の直通電話が設定されており、すぐ電話は繋がった。上記について

磯「備考欄の記載内容で合否を判断したということだが、これで不適格になった件数はどれくらいか?報道されている“住所不在”よりずっと多いのではないか?」

厚「こちらをご覧ください」

https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/000923459.pdf

使用目的欄、備考欄の記載を踏まえ配布対象外としたものは、3590件、1190万枚分。処分した30万枚をはるかに上回る。

※「100枚単位で申し込むこと」と書かれていたのに、10枚と書いた人は貰えたのですね・・・こっちのほうが不適格では?

 

磯「私もその一人のようですが、備考欄は必須項目ではなかったし、『使用用途によっては対象外となる』という記載もなかった。急な方針変更で対象外となった人には個別通知しましたか?」

厚「しておりません。なので連日お問合せやお叱りの電話を頂戴しております」

磯「新聞記事には“住所不在などで送れない人がいた”としか書かれていません。個別通知をしないならば、この選別がなされたことについて記者会見したらどうですか?」…と要望しておいたが厚労省はやらないでしょうね。窓口職員に苦痛を押し付けて終わらせそう。

(続く)