二日目のメインイベントは大賀ホールのチャリティコンサート、ロイヤルリゾート主催でこの時期に恒例で行われているという。

10年近く軽井沢に通い、大賀ホールのチケットありますよという話も聞いたが、実際行くのは初めて。軽井沢駅から歩けるのですね。

時節柄平和を願うテーマで、ウクライナの歌手・バンドゥーラ奏者のナターシャ・グジーを皮切りに、若手クラシック演奏家が続き、最後が加藤登紀子という豪華でお得な4時間でした。

日本語堪能なナターシャさんは透明感のあるもの悲しい歌声、日本人の小顔コンプレックスをいたく刺激する細身の美女。MCでは自らを“なっちゃん”と称し、ジョークも飛ばす。村雨辰剛に続く大物白人タレントの予感がします(!?)

続くアーティストもいずれも若手実力派で、数多くの芸術家が育っているものだなと実感。

大賀ホールは噂どおり、木材を主体にした素晴らしい音響のホールでした。

 

自分は招待券をいただいたが通常は抽選、知人はかつて別荘族だった高齢のお母様を伴い日帰りで東京から訪れる。大賀ホールとアウトレットはもはや東京から新幹線一時間で来られる行楽地なのです。

別荘地から駅近くまで出てきた人々が半日のコンサートを愉しむ一方で、移住者や日帰り観光客が増えてきている軽井沢の別の側面を見た気がしました。