今年最初で最後のコンサート、になってしまいました。岡本にある松本記念音楽迎賓館でパイプオルガンのコンサートに行ってきました。歴史的建造物活用の好例でありましょう、パイオニア創始者松本望氏の私邸を改造し、音楽ホールにしたところです。

パイプオルガンは小ぶりでしたが、内側を総ヒノキ(だと思う)で貼ったホールの中で圧倒の音響、居宅の一部だということを忘れさせます。

曲目はお約束の「トッカータとフーガ 二短調」に始まり、5作曲家による「アヴェ・マリア」聴き比ベなどオルガン好きにはたまらないラインナップ。

パイプオルガンというと、銀髪の気難しいおじさんが弾くイメージなのですが(18世紀か)、西優樹さんという美しき奏者が、自ら楽曲の解説を挟みつつ演奏を行い、勉強にもなる、いろいろお得感のある中身の濃い一時間半でした。

横田理事自ら入口で出迎えて下さり、帰りにはこれまた素晴らしいオーディオルームでバッハのCDを聴かせて下さるうれしいおまけも。

三菱電機のダイアトーンスピーカーを思い出すなあ(まだ実家にあるはず)。

音楽は楽曲、奏者、楽器、ハコ全てが一体となりより素晴らしいものになると実感しました。

 

横田理事は、オーディオルームはじめよい音楽をぜひ子どもたちに聴かせたいとおっしゃる。近くに砧南小、聖ドミニコもあるし、音楽鑑賞とくればゆかり文化幼稚園にも声をかけたい。

少し年長の児童生徒なら、オーディオや楽器についての仕組みや歴史の話があってもよいですね。ぜひ実現させましょう。