ついにアンティークバッグのリメイクが完成しました。

9月12日に岡本の松本記念音楽迎賓館(元・パイオニアの創始者松本望の私邸)のパイプオルガンコンサートに初めて行くことになり、バッグの仕上げ、口金の綴じつけを仕立て屋さんに出していたので、急いでもらっただけ。

やはりプロの技、縫い目がきれいだしフォルムはふっくらときれいに仕上がり大満足だったのですが、それと入れ替えに、コンサートは12月に延期との連絡が入ってがっかりです。

自分のワードローブとして、ひらひらしたドレスは夏物が主体。冬は大抵スーツが外出着なので、スーツにこのパーティバッグは合わないだろうなという新しい悩みが生じました。

 

最近NHK・BSでまたBBCのシャロック・ホームズものを放映している。今度はベネディクト・カンバーバッチ版ではなく、1984年制作で吹替えはなんと露口茂と長門裕之。ヴィクトリア期のイギリスの風俗を忠実に再現しており、出てくる若い女性たちはたいていこんな感じの小さい布製のハンドバッグを手にしています。お金なんて入るのか、女性は男性が払ってくれるからお金は持たなくてよいのかと思って見ていたら、追いかけてきた許婚(やくざ者)と金でカタをつけるのに、お札をくるくる巻いてバッグに入れていましたね。

小さなバッグを持って馬車でコンサートに行った時代に比べると、現代人は財布に定期入れにキーケースにスマホにハンカチ、ティッシュ、化粧道具にマスク…持ち物が多すぎる。人によってはタブレット端末も常時持ち歩いている。

 

SPが荷物を持ってくれる身分でもない限り、小さなバッグを持つならサブバッグを併用して、席に着いたら椅子の下に入れるしかないでしょう。