昨年に続き今年も軽井沢避暑は断念したが、そうなると家でぶっつづけ仕事ということになっています。

書くことがないので「アンティークバッグのリメイクはどうなったの?」の中間報告。

 

画像の日付を見ると、6月5日、14,15日で今から報告するところまで仕上げています。

布が傷んでいるので解体して、シルバー用の磨き粉を東急ハンズで買って磨いたところまでは書きましたね。

その後、裏地を下北沢のもめんやで購入。元はシルクだったが傷みやすいのでポリエステルのサテンをを出してもらう。元とほぼ同じウコン色に近い黄色もあったが、金具がシルバーだし、服装を選ばないシャンパンゴールドにしました。50cmで250円くらい。

さらに、バッグをしっかりさせるために芯地を入れたい。これは新百合ヶ丘のイオンの上の手芸店で選んでもらいました。バッグ制作初心者なら中くらいの厚さがよいとのこと。

デザインの要は黒のチュールレース。チュールレース自体がオカダヤはじめ3軒ほど回ったが1軒に1種あればよいほう。実家の母が礼服を作った残りを提供してくれると写真を送ってくれたが、バラの花柄はちょっとイメージが違うなあ…結局ネットに頼り、一番イメージが近かったのを北海道の生地屋さんから取り寄せました。1000円くらい。チュールレースもあまり古いと破れるので、アンティークにこだわる必要は、私はないと考えています。

さらにネットで「がま口バッグの作り方」を検索。型紙を取る。中学の家庭科では面倒でたまらなかった型紙取りが、今では楽しい。もっとも、見本に出ている口金と違ってこの口金は幅があるので、内側を基本線にするのか外側をするのか混乱し、型紙を2種類作って合う方を選ぶなどここは苦労しました。

 

下のほうにあるのが外したオリジナルの布地。20世紀初頭、100年てとこでしょう。

自分としてはこだわりの内ポケット(鏡よりは名刺入れですね)もつけ、あとは手縫いで金具にとじつけるだけだ!と思ったのですが、

裏地+芯地+裏地+チュールレースの4枚の袋、金具の幅より大きく作ってある開口部を均等にブラウジングしながら金具に縫いつけるのは至難の業で断念!

 

撮影角度のせいでものすごくハクション大魔王に見えるが、金具幅の1.3倍です。

 

袖山の技術で出来るだろうと、いつもお世話になる鞍橋の仕立て屋、テーラー小畑に出してしまいました。

急がないと言ったらまだ出来ていないそうですが、9月の室内楽コンサートにデビューできるよう、作っていただきましょう。