連日「危険な暑さ」の注意が呼びかけられる時期になりましたね。

今年も昨年に続き浴衣を着る予定はないし、髪は短くしてもよいのだが、極限に暑くなるとまとめたほうが涼しいのでこの夏も一つに結ぶかシニヨンにまとめています。

”一つ結び”は30年前だとしゃれっ気のない女性の象徴だったが、最近は後頭部を高くしたり髪飾りで若い子も可愛くアレンジするようになり市民権を得た。ヘアサロンで教わったが、後頭部を高くしたいときは、結んでから頭頂から少し後ろを、”向こうが透けるくらい”のイメージでつまみ出す。大量に引き出すと老けるし崩れやすいとか。

シニヨンにまとめるには多少コツが入り、化粧品会社の派遣に行った時に、年上のロングヘアの女性に特大のUピンで夜会巻きにする方法を教わりました。仕事にもおしゃれにも手を抜かない業界のワザの伝授には感謝しています。

まとめ髪は毛先を出さずきちんとまとめるほどフォーマル&老ける、緩くまとめおくれ毛を出すほどカジュアル・色っぽい、若向きだそう。たまに浴衣で、半分近く髪が落ちかかったようなまとめ髪にしている人もいますがちょっとやりすぎ、DV受けてきたみたいに見える。

夜会巻きばかりも飽きるので、「まとめ髪」の特集で今どきのお団子ヘアの作り方を見ていたら、なんと、祖母が使っていたような飾りのないうすーいネット(中央下)がよいらしい。祖母の世代はきついウェーブのパーマをかけていて、メイクの最後に頭と同じ大きさの、蜘蛛の巣のような黒いネットを被っていたものです。あのネットを、お団子だけにかけるようにゴム付きの小さいのが、近くのドラッグストアにも売っていました。髪の量に比し大きすぎるなら二重にかけるそうだが、まだマスターできない。

バブル期は、髪飾りの下に大ぶりなネットがついていたのにまとめた髪の先を突っ込むだけで楽でしたが、今ではダサく、もう流行はしないだろうな(それなりに高かったので捨てられない)

こういった「きちんとした、崩れないまとめ髪」は、ナースや薬剤師向けのサイトにとても詳しく出ています。納得。「落ちてこない前髪の作り方」はCAのサイトで。カーラーで内に巻いた前髪の内側からしっかりハードスプレー、仕上げにさっと表面からがコツだそうで、牛タンの焼き方みたい。表面から懸命にスプレーしても落ちてきて、年上の女性支援者に注意されることが多いので勉強になります。議員にも必要なスキルでしょう。

 

こうしたサイトを見ていると、オフィスのまとめ髪の基本はやはり校則が原点でしょうか。「髪染めやダウンヘア(結ばない)、眉を隠すのを認めて」と言っている女子は大人になって気づくか、そもそもCAやナースのような制服業界にいかないのか・・・