世田谷区は6月30日に50代へのワクチン接種券の発送を始め、選挙中に自分にも来ました。2回目も消防団枠で受けることになっているので(代々木会場)、世田谷区の接種会場を体験できないのが残念。

さて、消防団はじめ周囲の同世代も、職域接種などで「1回目は受けた」という人が過半数です。副反応(腕が上がりづらい、なんとなく気分がすぐれなかった、発熱)の話、多いですね。一般には若いほど副反応が出ると言われているので、”私は若い”表明になっているようにも思えますが…

気になったのは、解熱剤の使い方。人によっては少しの発熱でも辛くなる人がいるので一概には言えませんが、「36.8℃で解熱剤を飲む」話には心底驚いた。解熱剤は胃を荒らすし、発熱そのものが免疫力を上げ体内のウイルスを殺す現象なので、いそくみは38℃以上かつ「発熱によって食欲がなくなったり眠れなくなったりする」他の弊害がない限り解熱剤は飲みません。

 

NHKニュースでは、31歳看護師の女性(顔出しなし)が、ワクチン接種の後「予防のために解熱剤を飲んでおきまーす」という映像を流していて、

(看護師が解熱剤をこんな使い方していいのか?)

(NHKがこんなの放映して良いのか?)

疑問がいっぱいでした。解熱剤の使い方くらい皆マスターしているとの前提で話が進んでいるが、自己流にはこれだけ幅がある。いちどあさイチで内科医でも呼んで、解熱剤の正しい用法について解説お願いしたい。

 

さらにはドラッグストアにて。母娘とおぼしき50代+20代の女性がワクチン接種の準備で解熱剤を買いに来ている。解熱剤大ブレイクです。店員はアセトアミノフェンがお勧めなど一通り解説しつつ「コロナに罹ったときはこちらの解熱剤がお勧め」と追加情報。おいおい、コロナに罹患したと思われるときは、自己流で解熱剤使わずにすぐ発熱センターに電話するよう指導してよ。何なら解熱剤のコーナーに発熱相談センターのPOPを貼っておいてもよいし。

「コロナっぽいけど、解熱剤飲んで自己流で対処しよう」という人がどれくらいいるのか、心配になってきました。