行政の仕事としてはかつてないほど、ワクチン接種がスピーディに進んでいます。世田谷区は6月30日から50代に接種券を配布し始め、7月20日には16歳代まで接種券を発行。

国は6月16日には、接種対象を「12歳以上」とし、更に範囲が拡がりました。

(世田谷区は未だ12歳―15歳の接種の公式発表なし)

職域、大学でも所属者への接種が6月21日から始まりつつあります。

高校生は、慶應か日大・東海大系でもない限り学校内でで集団接種はしてくれないだろう。先日の息子の高校(中高一貫男子校)の保護者会で「新型コロナワクチン接種を受ける場合の公休対応について」質問しましたが、まだ対応を考えておらず議題として挙げておきます、のようなお返事でした。

 

学生は夏休みに受ければいいじゃん、という考え方もあるが、集団接種会場に高校生があふれてプチ同窓会のようになったら、その盛り上がりといったら高齢者の比ではないと思いますよ。

また、高校生ともなれば夏は部活や夏期講習で忙しく、まして男子ともなれば(そのうちやるさー)と思っているうち2学期に入り、学年旅行(ウチは10月)が見えてきてあわてて受けに行く。という行動パターンも予想される。

さらには高校生ともなれば医学、薬学部志望者もいる。「周囲の友達が受けて、副反応の様子をみてから受ける」治験重視派、「抗体のピーク(があるんだかどうだか知らないが)を学年旅行に持ってくるために時期を計算して受ける」という理論派もいるだろう。

「理Ⅲ志望ですが、16歳ってワクチン接種対象なの?」という子もいるだろうし

「接種しない自由、権利」を主張する子もいるだろう。

 

学校としては、接種会場を分散して使いつつ学校生活を原因としたクラスターを起こさないため、接種を希望する生徒には公休取らせてでも”受けやすい環境”を整えることが得策だ。4人中3人が接種して集団免疫を形成すれば、体質で受けられない生徒、受けない権利を叫ぶ生徒をも守ることができる。

まあ「ワクチン接種に行くので」と3回も4回も公休申請する輩が出ないように、回数は2回まででよいと思いますが。

 

朝顔に自転車取られた…