FBのほうに「最近コロナ対策で公衆トイレのハンドドライヤーが止まっているので、手を拭かない若い子が散見される。手を洗わない人も増えているらしい」と書いたら、同世代以上からさっそくいいねがついた。むしろハンドドライヤーを使ったほうがいいと、経団連では指針を改定しているという情報も。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA132410T10C21A4000000/
若い世代がハンカチを持たなくなったのは、公共施設、学校でハンドドライヤーが普及してきたからだともいう。息子の通う幼稚園は服にミニハンカチを安全ピンでつける習慣があった。小学校に入ってからは、ちょうどいそくみは落選浪人時期&アンティークリネンの収集に凝っていて、20世紀初期のモノグラムの図版から自分で息子のイニシャルのデザインをして、せっせと無地の麻ハンカチ(手芸用に売っています)に刺繍したものです。
中学に入ったら校章と組合せもっと凝ったのを作ろうと思っていたら、学校にはハンドドライヤーがあるんだと。そして母も当選し、そんな時間はなくなった。
世の中便利になると自分の身じまいが出来なくなる。
その昔、バッグにファスナーつきの内ポケットがあるのは、生理用ナプキンを入れておくためと教わりました。最近は貧困でナプキンが買えない子と急な事態に備え、学校に無料で生理用品を置こうという話もある。本当に経済的に困っている子には食べるものや学用品なども含めてフォローが必要だし、そうでないなら本来自分で用意すべきもの。いつでも学校のトイレで手に入る状態になれば取り貯めする輩も出てくるし(機内トイレでやっている人いました)、出先で困ったり、自分の周期に鈍感になって望まぬ妊娠の遠因ともなろう。
若い子ばかり責めるのも宜しくないので、自分のことで言うなら、いま心配なのは、レバーを多くの人が触らなくて済む、最近普及が著しい自動洗浄トイレ。
そのうち自宅のトイレも自動洗浄になって慣れ、高齢者になった自分が出先で手動のトイレを流さずに出てしまうのではないか、と心配しています。そのために、今も、自動で流れてもレバーを触るようにしています(意味ないじゃん)
息子の美術のデザイン作品を見たら、ここからパクったのがあった。