先週3月3日午前中に、外環道シールドトンネル上部の空洞調査、以前問題提起していた”調査対象から外された共有私道の調査結果”が「空洞の可能性がある異常信号なし」との結果が出たと、ネクスコ中日本の担当者が該当の家々に、報告書を持って巡回していました。

うちにも来た。私道であることを気遣って、それぞれの箇所に別の地図を掲載してあるようで、お疲れさまでした。

同じ共有私道でも要望のあったところのみの調査で、ネクスコからも区からも「共有私道は申し出れば調査する」事前通達がされていないのは手落ちですね。

昔のイトーヨーカドー?のセールのテレビCMの歌

♪知―らない人は損をする、知った人だけ得をするぅーー♪を思い出してしまいました。

 

その日の午後は公共交通機関等特別委員会だったのですが、ここで「共有私道の部分調査が終わった、異常がなかった」ことは報告されたものの、12月3日に当該地域にポスティングで告知された「範囲全体の調査」に関する報告がいまだなされない。順序が逆になってしまっている。

そして、参考資料には、事故調査委員会によるつつじヶ丘の空洞調査分析の詳しい資料が配布される。つつじヶ丘の資料ばかり配布されると、区民は、世田谷区とつつじヶ丘を同一視してしまいます。

説明資料では

つつじヶ丘は砂礫層なので、夜シールドマシンを止めておく時間にさらさらと砂が落ちてきてしまい、翌朝動かすときに気泡剤をつけて刃を回転させ、詰まりを取り除くときに土砂を取りすぎたことが原因と考えられる。

さらに専門家の解説では、世田谷区は今のところ砂礫層は確認されていない、と(砂礫層があったら、気泡剤を使わない方法もある)お聞きしています。

 

世田谷区でも軽微な空洞は発見されていますが、古い排水管や動物の死骸でも空洞は出来ますし、「それが陥没につながるレベルのものか」の解説をつけ付近住民に知らせる義務はある。

世田谷区内にも空洞(と思われる異常信号)があるにはある。成城4丁目26(みつ池前の公道)に1か所、4丁目28と29の境(緑地の手前)に5か所。

※区のホームページに出たらリンク張ります。

 

つつじヶ丘の原因解明はそれとして、世田谷区との地盤の違いや危険度、再発防止策、せめて月に1度でも進捗を報告する機会を設けて頂ければ、区民へも理解も進み、安心できると思うのですが。

これは予算特別委員会でも質問していきます。