以前この話はしましたが、電機メーカーに入って初年度の研修で、静岡の冷蔵庫生産のライン実習をしました。工場のラインって同じ製品がずっと流れてくるのではなく、一人住まい用のミニ冷蔵庫2台~中型3台~大型5台~超大型2台・・・のように混合して流れてきて、これをミックス生産といった。作業者のほうもずっと同じ製品が来るより飽きないし、ミニはかがんで大型は立ってとまんべんなく体を動かせるし、総合的に効率が上がるらしい。朝いちは流れがゆっくり、昼に向かって徐々にスピードを上げていくなど作業効率を上げるための細部にわたる計算がされていた。

 

13日の区民勉強会に向け、新型コロナワクチン接種について調べているが、日本でも世界でもまず高齢者に接種、その後(基礎疾患がある人を優先に)その他の世代という順番になっているが、これが最もよいのか疑問がある。

これまで何度か「50代も重症化の危険が高い」指摘をしてきました。2,30代より体力が落ちていても自覚がなく、基礎疾患がある割合も高く、仕事上責任がある世代なので体調が悪くても休めない。しかしこの人たちが倒れると家族が路頭に迷うし、高齢者を支える税金にもマイナス影響がある。

また、スプレッダーだといわれる2,30代も要注意。レストランにテイクアウトを買いに行くと、高齢者が飲食していて、ホール係が大学生バイトというパターンをよく見ます。高齢になると食事の用意も面倒だし外食で済ませたいのもわかる。もういつ死んでもいいから、好きに友人と飲み歩きたいという人もいるでしょう。

 

無症状で済むことが多いという若者や、罹患すれば重症化は免れない中高年も、高齢者と同時にミックス生産方式で接種していくのが総合的に感染拡大予防に有効ということはないだろうか?

地域によっても違うと思うが、各地域の労働力人口や行動範囲などビッグデータを富岳にインプットしたら、「世田谷区は高齢者に加え20代12%、30代7%、・・・50代15%を同時にやるべし」など最適割合を出してくれないだろうか?マスクの飛沫の解析ばかりでなく。

 

パルスオキシメータをネット通販で買ってみた。3000円弱(安いのは980円からある)とお値打ちだったが、

取説に図面がなく全文英語。頭も鍛えられる