年初は議員健診の時期です。他自治体の議員の中には「住民のために税金で運営されている健診には行かない」と言う人もいますが、区民サービスの実態を見るためにもいそくみは行きます。会社員時代は医療機関にも出向、PET検査を含むスペシャル人間ドック(当時セレブ健診施設が流行した)の広報も務めたので知識はある。

 

昨年は、まだ太子堂にあった古い区の健診センターで受診し、不織布一枚の健診着を着て男女一緒、ロッカーも男女共用という形式を、一般質問で酷評しました。

今年は、昨年4月にオープンしたうめとぴあで、まず乳がん検診。

打って変わってこんな建物です。(ここは2Fの健診受付)。

マンモグラフィーは富士フィルムのアミュレットが入っていました。

空いていることにも驚いたのですが、コロナの影響で受診者が激減、毎日がVIP待遇状態だそう。コロナ心配してがん検診の受診者が減っていることが今社会問題となっていますが、乳がんは早期発見が肝要、40代以上は毎年検査することが望ましい。コロナの心配に関して言えば、医療機関、介護施設などは職員の”自分たちが罹患してはまずい”意識が高いので、最近では一般の職場よりかくれ陽性者が少ないと見込まれます(例:世田谷区がPCR社会的検査を行うに当たり、介護施設で発見された無症状の陽性者は約1%)。がんの罹患リスクとどちらが高いかというところですが、今なら健診施設も空いていますので、受診をお勧めします。


1Fにはカフェも併設されており、コーヒー100円、ケーキセット500円、その他パスタなどランチメニューあり。ここだけの利用も可能です。

近所の方でしょうか、お子さんを連れて待ち合わせ場所に使ったりしているようです。

窓際の一人席では勉強をしている女子学生が数人いました。空間が広く、たぶん梅が丘図書館の閲覧室より密にならない。

 

もし世田谷区が財政破綻したら「ゴージャスな健診センター」と週刊誌に揶揄されそうなうめとぴあですが、造ってしまったからには区民の方にどんどん使ってもらわないと。梅ヶ丘駅駅から徒歩5分。区民健診はもちろん、緊急事態宣言中のお勉強やお仕事、休憩の穴場にいかがでしょうか。