先日、息子のために塾(大学受験だと予備校というのか)の保護者向け説明会に行ってきました。私は現役生でよくわからないが(えっへん)、夫の母校だという大手予備校は、御茶ノ水のニコライ堂の裏にありました。超一等地だなあ。

まだ一年生なので内容はゆったりしている。現在の高校三年生の動向が丁寧に説明されました。

東大と京大以外はどこも前年度比志望者数が下がっているなあと思ったら、これは少子化の影響だということ。前年より志望者が確実に減っているとは、少子化はこんなに深刻なんだとショックを受ける。毎年こうならうれしいような悲しいような。

学部でいうと、外国語、人文、法、経済、商が減少幅が大きい・・・ってこのラインナップだと老舗大学は打撃が大きそう。理系では、薬学部の、薬剤師でなく創薬のほうに人気が高いということで、コロナの影響で薬の開発をしたいという学生が増えたなら微笑ましい。「保護者の過度の“文低理高”思考」というのが苦笑いながら納得しました…勤務先が倒産でもしたときに、技術屋のほうが再就職しやすいイメージだし、国家資格を取るにしても文系のが難易度が高そう。親は子供に苦労させたくはないのです。

難関国立大という枠では、旧帝大に混じって神戸大が入っているのが目を惹きました

…ノーベル賞の山中伸弥教授の影響でしょうか。

私大のグループ別動向に進むと、略称がわからない。早慶、関関同立はわかりますが、「上理」って、おそらく上智と理科大ですね。GMARCHは私たちの時代にはなかった呼び名なので全問正解には自信がない。日東駒専、大東亜帝国はナントカわかるが「東芝電工」は社名にしか見えないし、「成成獨明國武」に至っては、大学は想像つくが読み方がわからない。いや~息子の受験の時までに憶えておこう。(憶えなくていい!と息子)

最後にチューターというのでしょうか、東工大の女子学生と一橋大の男子学生が自らの進路選択の経験を語ってくれたが「高2のオープンキャンパスで決めたが、来年はコロナ次第で、実施するかわかりません」と。

それは大変。でも私たちの時代はオープンキャンパスなどという行事はなく、勝手に進入したものでしたよ。