11月27日に決まった第4回定例会の質問で、若手研究者支援に関する質問を準備中です。調べれば調べるほど、日本人は理数系に優れたDNAを持っているとわかる。OECDが実施している15歳(義務教育終了時)の生徒の学習到達度調査PISAでは、日本は20年間 科学的リテラシーが2位(1位はシンガポールなど毎回変わっている)、数学も1-5位。

それなのに社会人の文理比は6:4のようで、資質はあるのにどこかで挫折しているようですね。

昔からそうだが、高校2年に上がるときに科目選択で文系か理系かを選ぶことが多いのではないでしょうか?ここで悩まずに決められるのは医学部志願者くらい。たいてい「数学が嫌」だの「理科2科目に悩まされるのが嫌」「自分は社会が嫌い」だの、後ろ向きな理由で文理選択をする日本人の何と多いことか(チコちゃん風)

好きな子と一緒のクラスになりたくて全部科目選択を一緒にしたが別のクラスになった、という悲劇も生まれた。

文系・理系は大学に入り直さない限りほぼ変えられないので、実は会社や結婚相手の選択より重要ではないかと思います。

政府は理系をもっと育てたいらしく、

理工系人材育成に係る現状分析データの整理 (学生の文・理、学科選択に影響を及ぼす要因の分析)H28年 ↓

https://www.meti.go.jp/policy/innovation_corp/entaku/pdf/160128_entaku6_shiryo01hosoku.pdf

40歳未満の社会人対象に、学生時代に得意だった科目から職業選択、親の希望、小学校時代の趣味、もしも文理逆を選んでいたら…まで徹底分析。高校1年生はもちろん、生まれ変わらなければ別の選択ができない齢になってしまった同世代にも一読の価値ありです。