昨日の調布市での外環道シールドトンネル上部の陥没事故、やはりネクスコ東日本のホームページがつながりにくくて皆さんお困りだったようですね。プリントアウトしたものを張り付けたこちらのブログは300ほど閲覧がありました。

ネットワーク社会の盲点。困ったときはアナログで考えましょう。

さて、そこに書かれていたとおり昨日19日は学識経験者による有識者会議が開かれ、NHKの9時のニュース、テレ朝の報道ステーションでもトップニュースでした。

見逃した方は各局の見逃し配信を使うか(1週間以内)、新聞のテレビ欄の上のお客様センターに電話すれば概要は教えてくれます。

FBにも書きましたがどの報道もほぼ一緒で、地下に空洞があったか、土の掘り出しすぎ(横浜で前例あり)が原因として考えられるとのこと。空洞は埋め立てて住民のみ通行可、後日ボーリング調査などで原因を究明するとのこと。

記者会見は、いそくみが長らく外環道トンネル工事について教わっていた早稲田大学の小泉淳名誉教授が出られており、「外環道工事と関係ないとは言い切れない」とおっしゃっていました。早稲田らしい忖度なしのコメントだなと、個人的には感じました。

 

一つ気になるのは、雨の影響についてだれも言及していないこと。シールドトンネルは掘り進みながら周囲を薬液で固め(止水領域という)、水漏れなく、硬い構造物を形成するのです。(添付、以前入手した資料)

トンネル内に水が侵入しなくなるのは結構だが、地表から沁みて行き場を失った雨水が長く地中(トンネル上部)にとどまり、地盤が緩むことはないのか?と素人ながら感じております。

今回の陥没は1時間弱前から、路面にひびが入っていることが住民により発見されていました。昼間だったからよいが、夜仕事から帰宅する際に見つけたとして「明日の朝連絡しよう」では間に合わなかった。

トンネル上部近辺で今後異音や振動、路面のヒビなど変化に気づいた方は早めの通報がよさそうです。

 NEXCO東日本お客様相談センター:TEL 0570-024-024

                   または03-5308-2424

夜間の場合は 24時間安全安心ダイヤル(大林JV)

                   TEL:03-5727-8511