毎年この季節になると、このブログはマツタケに触れないではいられない。マツタケをこよなく愛する息子のために母はより安い外国産マツタケを求めてスーパーを奔走し、その奮闘記をつづりました。小六の塾の夜弁にはマツタケご飯に牛肉の炙り焼きをのせたスペシャルバージョンで10月クライシス(ってのがあるかわからないが、模試の成績が急落した)を乗り切り、第一志望校合格へ。行政書士受験勉強中は、大原やTACの帰りに新宿小田急の食料品売り場で、日曜日の閉店間際に値が下がるマツタケがねらい目だった。「安くなっているけど買おうか?」と携帯で奥様にお伺いを立てている旦那衆の目の前から奪い取るのです。外国産もアメリカよりカナダ、それより中国。モロッコが意外と美味でした。トルコ産は虫食いの虫がまだ生きてて、水攻めにして退治したものです。総じて、マツタケは欧米より中東やアジア、有色人種の国で取れたものがより香り、歯ごたえがよく日本産に近いとわかりました。
今年は品薄だとは聞いていたが、なぜか大きめのアメリカマツタケが5本ぐらいセットで9800円とか、国産だけど傘が開いてるのが特価9800円(もはや定価が不明)とか、金額もサイズも大きすぎるセットが目立ちます。小分けにして1パック1000円にしたほうが売れそうだけど?コロナ禍で多国籍なマツタケたちが入って来られないのだろうか?ゴージャスなセットは、実はこのご時世でもバブルな人たちがいてバーベキューなどに使うのだろうか?9800円のマツタケに隠しカメラをつけて、どんな人に買われてどんな料理になっているのか見たいものです。
なので例年980円を買値にしているところ、今年はカナダ産2本1150円で一回マツタケご飯にしたきり後が続かない。いそくみがアイドルだったら、このようにブログに書いたら明日からじゃんじゃんマツタケが送られてくるのだろうけど…秋の訪れが遅れているという説もあり、お値打ちの外国産マツタケを求めてあきらめず、日々ワイズマートやオオゼキ、成城石井を巡回します。