様々な会合がどこもかしこもZOOM(オンラインテレビ会議システム)で行うようになってきています。

議員どうしとか古民家鑑定士、働く世代の間では100%実施できているが(息子も支障なく自分でオンライン授業受けている)、一般市民(平均70代)とのやりとりだと、招待メールにアクセスしてもつながらない人が出てきました。

ホスト側もそれほどハイスキルのパソコンユーザーではなく、「あーしてこーしてみて」という指導は出来ない。

親しい人がやはり“入れない”状態にいるので、いそくみ、自分がまずホスト(会議主催者)になることを習得しました。

他人に教える前に、ZOOMをやったことのない実家の母(70代)とつないでみる。やはりつなげない。

母「私もまずZOOMをダウンロードしないといけないんじゃないの?」

磯「いやー、私は招待メールにアクセスするだけで自動で進んだけどね」

そこへ父親(80代)が登場。知らなかったが、もう日常的にZOOM会議をやっているらしい。父曰く

「ZOOMはブラウザがグーグルChromeでないとうまく動作しない」

「Chromeをダウンロードするには、タテマエでもgmailのメールアドレスを取得しなと進まない」

自分はChromeを使っているが、そんな縛りあったかなあ?小室家(実家)の物事の進め方として、「こうすれば出来る」という方法があるなら「なぜそうなのか(=ChromeじゃないとZOOM会議できないのか)」にこだわらず、出来る方法でやってみる。

案の定、母のPCのブラウザはEdgeだったので、Chromeをダウンロードした後は招待メールに応ずることが出来、お正月以来顔を見ることが出来ました。まあ娘よりも孫の顔が見られたのが嬉しかったようで…ZOOMは世の高齢者の認知症予防に役立つかもしれない。

 

そして午後。では本番、先日会議に参加できなかったご近所さん(80代男性、元技術職)を招待してみた。この方もブラウザがChromeでないということで、Chromeをダウンロードをしてから招待メールにアクセスしてもらったが×。次に、手動でZOOMをダウンロードしてもらったが、ダウンロードできたかわからないという。その後招待メールのやりとりをしたがやはり×…ここまでで2時間以上かかったので一旦終了しました。

 

かつて「明治時代には珍しかった電話を今かけられない年寄りはいないのだから、20年もすれば全ての高齢者がパソコンを使いこなす」という説があったが、パソコン機能の複雑さと進化の速さは電話機の比じゃない。

 

PCに詳しい方、ZOOMに入れない本件について、アドバイスあればご教示ください。