気分は春休み。午前に家事して息子にランチ食べさせて春期講習に送り出し、事務所にPCを持ち込んで次の登壇の原稿の構想を練る…煮詰まっているところに、昔の照明学校の仲間から素敵な情報が入りました。

「関係外秘だが、今晩築地大橋でライトアップテストがありますよ…」

ヤマギワリビナスクールの卒業生はいまだに仲が良く、よく連絡を取り合っています。既に社会人の人が多かったので、転職してまで照明の仕事に就いたのは、当時20代後半だった女性2人。そのうちの1人です。

それは耳より、たまには息抜きも必要と、勝どきに向かいました。講習が終わるはずの息子も誘ってみたが断られた。(この子は絶対都市計画とか建築デザインの仕事には就かないだろうな)

勝どきは、奇しくもリビナに通っていた頃、トリトンスクエア内の事業部が職場でした。なつかしい場所です。

事務所を出る直前に電話がかかってきたこともあり、予定時間ぎりぎりの到着。予定を変えて隣りの勝鬨橋から見ることにしました。たまに立ち止まる人がいる程度で見物人は私だけ。

夜の河はいいですね…昨年10月に訪れたドナウ川、大学の卒業旅行で行ったセーヌ川の夜景を思い出す。隅田川の夜景も負けないくらい美しく、河面を渡ってくる風を受けていると(ああ、新型コロナ感染がどうのなんて小さいことだなあ~)

と思えてくる。どうやら自分のストレス解消法は夜の橋の上から川を眺めることらしい(って今さら気づいた)。

以下は築地大橋付近で見ていた仲間が撮ったもの。

五輪バージョン。この夏に見られるでしょうか。

肝心のライティングテストは、小刻みにいろいろな色が見られて実に効率的でした。青、緑、紫、ツートン…赤系はたちまち香港の景色になるので個人的には青系がいい。そして、もう少し淡い色のほうが洗練されると思うのだけど。気温と湿度の違いか、ヨーロッパは白っぽく、アジアは原色のライティングが多い気がします。

 

橋のライティングを観光として見にいくのもありですが、たまには仕事で決まった行動エリアから外れて、違う街を歩いてみることそのものがお勧めです。