新型コロナウィルスの感染者が都内でも出て、対岸の火事ではなくなってきました。都内、というとあまりに広すぎるので、世田谷区とか地域を絞ってほしいものです。個人情報の関係で、罹患者すら本人の了承がないと報道できないそうですが、それって公衆衛生の観点からどうなのか。

 

昨日時点では、マスコミでは「保健所で新型コロナ検査が受けられない」事例を“拒否された”と報道され、それがさらに不安を呼んでいるようです。かつてインフルエンザが流行した時期にワクチンが足りず、予防接種がなかなか受けられないこともありましたが、“予防接種を拒否された”と表現したでしょうか?冷静に受け止めましょう。

確かに希望者全員が受けられれば理想ですが、マンパワーと検査体制が限られている現在、医療側はトリアージ(重症度で優先度を決める)を行っている。私見ですが、重症者と医療関係者(高齢者、病人に接する介護士、看護師含む)が優先度が高いのではないでしょうか。決して怠慢でやっていないわけではないので、検査をすぐ受けられない患者側は現在出来る対処を医師に聴いて従うのが最善でしょう。

そして、(検査が目的化していますが)いざ検査を受けて陽性だったら、特効薬がない現在どうするのか?という問題もある。現在は対処療法しかない。軽症者は自宅療養で回復しているそうです。

 

免疫療法に詳しい医師から聴いた対処療法ですが、インフルの場合ですが、

<予防には>うがい、手洗い。ビタミンDなどサプリメント摂取。

<感染したら>ビタミンC接種が有効

で、ビタミンCがウィルス性呼吸器感染の予防と症状軽減に有効なことは既に研究結果で出ている。武漢でも新型コロナ感染者へのビタミンC投与の臨床試験を開始…だそうです。新型コロナにも有効だとよいですが。

 

自分は肌荒れ対策もあり10年くらいビタミンCサプリメントを服用していますが、そういえば風邪を引きにくいなと思います。まずは予防から、努力しましょう。