ママ友に「祖師谷に住んでいるのかと思った」と言われるほど、祖師谷商店街出現率が高いいそくみです。主に北側ですが、お茶と靴の修理とサンドラッグのショップブランドのシャンプーなど、祖師谷でしか入手できない商品がある。今回は訪問活動の合間に立ち寄って、たまたま、期間限定のアジアン雑貨店を見つけてしまった。

長くアジア・中国を担当していたせいか、アジアン雑貨に目がない。

 

ちょうど使っている化粧ポーチが傷んで縁のビニールが剥がれ見苦しいことになっていました。アジアン雑貨の、きれいな刺繍入りポーチが店頭に並んでいそくみを呼んでいます。

機械刺繍には違いないが、同じ青系でも刺繍はエンジや水色や様々で、二つとして同じ色がなく、迷って迷って写真のを選びました。ファスナー開閉、内側は防水布で500円。

こういう店は奥へいくほど高価なラクノウ刺繍のブラウスなど置いてあるもの。刺繍ものは他にないか聞いたら、魚屋・八百屋のような短髪のおじさんが、いくつかスカートを見せてくれた。刺繍そのものは凝っていないが、全体的にファッショナブルな品揃えです。

その中で、内側を何か所も上下の紐で縛って裾を吊り上げる珍しいスカートを見つけました。タイで考案されたデザインで、今はネパールなどにも広がっているとか。日本ではまだ見たことないなあ。

「ヨウジヤマモトみたいでしょう?」…いや、ヴィヴィアン・ウェストウッドみたいと思ったんだけど。おじさんは、ウォッシュ加工の布は仕上がりに発砲スチロールの塊と一緒に洗うこと、ダメージデニムはゴルフボールと一緒に洗うことなど解説してくれました。

ファッション業界とはちょっと違うが、ものづくりはよく勉強している人とみえる。

単一色の深緑や青紫のスカートも出してくれたが、このデザインだと緞帳のように見えてしまうので、色あせたブルージーンのようなウォッシュ加工のをチョイス。全体にドレッシーなシルエットなので生地はカジュアルなほうがバランスがとれるように思えまして。3980円。片側だけ吊り上げたり、全部下ろしてマキシスカートにしたりといろいろ楽しめそうです。

◆結ばないと普通にマキシスカート。この状態ならたぶん目に留まらなかった。

今はリゾートファッションとは最も縁遠い生活なので、これを着る初夏の時期が楽しみです。その頃何をしているだろう?