行政書士試験の直前期、9月から答練2回、今日は模試も受けてきました。

民法を頑張って点数上げたら、その分学習時間が減った行政法と、全問正解で油断していた憲法が下がる。きりがありません。

もっと前から一日5時間やっていれば…とも考えるが、記憶力にも限界がある。「博士の愛した数式」(小川洋子著)を思い出します。80分しか記憶が持たない天才数学者の話ですが、自分も似たようなもので、やはり直前1、2か月の間に詰め込むしかなさそうです。

TACの通信講座は、同じコースで2500人受講中と書いてある。通学がメインの学校だから、教室受講者を含めれば1万人くらいは生徒がいるでしょう。なのになんで答練は5~600人しか受けていないのだろう?みんなどこへいったの?既にリタイアも多いのでしょうか。

思い起こせば2年前、10-11月に成績が低迷した息子を心配して、なんなら志望校を下げようかと母いそくみはこっそり塾の先生に電話しました。確か自分が、画像で脳梗塞が見つかったときで、時間待ちの間に虎の門病院のエントランスから電話した記憶が…

塾の先生からは、「本人はやる気ですので、親が弱気になってはいけません」的なお話でした。

「中学受験は『オレが受からなくて誰が受かるんだ?』くらいのメンタルが強い子が最後には合格するんですよ」と。

息子は結果オーライになったわけですが、今その説を自分にあてはめてじゃあメンタル強ければ民法・行政法正解できるのか?記述が書けるのか?と思う。メンタルと努力だけで四回転ジャンプ跳べないよね…せいぜいだめだった時に立ち直りが早いだけでは。

 

そんなにメンタル弱くないから本試験までは頑張るし、区議に当選してその先も勉強するかもしれません。資格試験は賭け事みたいなもんで「ここまでやったんだから次は合格を」とやめられない人も多い。しかしその分、読みたい本を読んだり家族と過ごす時間を削っているのが自分の人生にとってよいのかどうか、疑問ではあります。

京橋近辺。家族連れ、カップルで賑わっていて、ひとり予備校から帰るの図は独身時代とあまり変わらない。